pagiのモラトリアム続行中

どこまでもウンコな独りもん生活を送る
自称ファッションヴィクティムのpagiの生活

備忘録

2005-06-30 | victim
ファンデ購入
セールでingの靴購入
マリアネリで下着購入
サンタマリアノヴェッラで石鹸ふたつ購入

おっ、いきなり景気いいぞ私。

備忘録

2005-06-28 | victim
セール開始時期覚えがき
29日から マリアネリ
1日から ギンザコマツ
     ゴールディー
     じもとルミネ
     ディケード

mixi紹介してもらったけどよくわからなくてすごい戸惑っている。
もしmixiやってる人がいたら教えてください。

Is the Brat Pack back??

2005-06-24 | cinema
ブラットパックはブームなんでしょーか…?
とか言って、溜めた80年代映画の感想をまとめてしまおうとしてる自分、汚ねえな。

ブラットパックっていうのは、
80年代前半から半ばくらいに、なぜかわーっと青春映画が撮られて、
その中で共演作が多い人たちをひとまとめにされてこういう名前がつけられたのです。
この名前は85年にDavid Blumって人が雑誌に組んだ特集に因んだものらしい。

この写真はセントエルモスファイアーですな。

私の中でのブラットパックブームは、
久しぶりにブレックファストクラブを見たことによるんだけど、
どうやらアメリカでも再評価の動きのようです。
たとえば、先日のMTV movie award では
ブレックファストクラブのメンバーがなぜか20年ぶりの同窓会を果たし、
元気な姿を見せてくれました。

でもこれ見たときモリーの太りようと
アンソニーマイケルホールのオヤジっぷりにショック受けたんだけど!!
やっぱりアンソニーマイケルホールはヒョロヒョロのもやしっ子ぶりが可愛いのであって。

真ん中が彼。因みに左側はジョンキューザックですなあ。友達役で出てる。
これはsixteen candlesでのヒトコマですが、この後急激に身長が伸びていくのです。
まあ、それはいいとしても、モリーはsixteen candles2に関しても言及しています。
(ソース)http://www.moviehole.net/news/5731.html
ムムム、どうなるのだこれは?あの作品の瑞々しさが損なわれないといいなあ。
そして多分日本にはこないんだぜーいいよ別にさ。

そして付け足すように映画の感想を。
ときめきサイエンス
見たかった映画のビデオを偶然ブックオフで発見し、即買いしました。
多分製作に金が結構かかってる。でもバカ。話はバカ。でも最後はホロリ。
モヤシっこチェリー君の成長が描かれています。
ヤな奴役でロバートダウニージュニアが出てる。本当にいやな奴だ。
プリティインピンク
うーん、ヒット作なんだけど、私にはイマイチです。
モリーはこんなにいい子をやっちゃだめなんだよなあ。
結構お金持ちで何不自由ないのにブーブー文句言っているのが可愛いのであって。
アンドリューマッカーシーは金持ちのボンぶりがぴったりです。気が弱いのじゃー。
ヤな奴役でジェームズスペイダーが出てます。これまた本当にいやな奴です。
かなりの美形なんだけどなあ。
そうそう、この右端のジョンクライヤーですが、
先日のトニー賞授賞式でプレゼンターやってました。
相変わらずの童顔だったけど、なんだか嬉しかった。

備忘録

2005-06-21 | victim
すてきな片想い
ときめきサイエンス
フットルース
モンティパイソン
プリティインピンク

鏡心

2005-06-21 | cinema
先週末は立川まで行って鏡心を見てきました。
石井總互の映画が好きなことと、バリで撮影された映画だと知ったから。
まあ、石井ワールドっていうことでドラッグムービーみたいなのを想像してたら、
まさしくそのとおりだった、という。
もう、前半ダラッダラッしてるし、
主人公のオメー暗すぎだろみたいな聴衆に全く共感を与えない態度は、
とにかく不愉快。いや、いい意味で。
イヤーな映画ですよね本当に。
何がいやって、ああいう結論のない悩みを抱えて悶々としている人に対しては、
周囲の人間は何もいえないっていうことなんですよね。
一生懸命な町田康の説得も、なんだか結局は滑稽に見えてきてしまって。
思わず声出して笑っちゃったもんね。
あんな彼女持ったら大変だろーなーって心底同情した。彼に。

バリでの場面は、ああ、これだこれ、まさしくバリだ、っていう感じで。
湿気があって緑が濃い感じ。
あれが北部行くとまた雰囲気変わるんだけど、ウブド付近はああいう緑をしてますね。
クチャクチャという泥の音とか、ゴーゴーいう風の音などがとても印象的でした。
3Dサウンドとかいうやつらしくて、臨場感がありました。
あとはガムランなんだけど、
ジャンジャガジャンジャガ大音量で聞かせてくれたらよりトリップ感が高まったと思う。
本当は私はガムランならのんびりなジャワ派なんですけどね。

最後の物語の核になる部分は、私的にはちょっと不満でした。
わかりやすいことはわかりやすいけど、ちょっと陳腐にまとまっているような気がして。
もっと破滅的にグチャグチャして、結局どこにいても自分の居場所がなくて自殺し、
バリの暑さと湿気で腐敗していく、みたいな話だったらもっとよかったなあ。
…不覚にもそんなことを考えている私がいました。ヤバイヤバイ。
もっとも、この映画が救われているのはこの光の見えるラストのおかげなわけですが。

市川実和子ちゃんの顔面アップが大変頻繁に現れますが、
かなりの美人さんだってことを思い知らされました。
本当にきれいだった。美しかった。

オペレッタ狸御殿

2005-06-21 | cinema
オペレッタ狸御殿を先週見ました。
チャンツィイーとオダギリジョーの共演だし、監督は鈴木清純だし、
絶対見ようと思ってたのに遅くなってしまいました。
因みにオダギリジョーくんの熱心なファンである母はさっさと見に行っていました。

まず、この映画を見るときに留意すること。
あくまでもデートムービーだっていうことを意識してみること。
狸御殿シリーズの下敷きの上にこの作品があるということ。

そうじゃないと、この映画あまりにもワケがわからなくて混乱するのだ。
特に映画好きでもなさそうな30代主婦連からは不評が聞かれましたし。
ていうか、鈴木清純を誰かもしらねえバカは見にくんなっていう感じなんですけど。

映画の感想は、大満足ナリ。
もう、朝9時半の回とか見に行っているのに朝ッパラからビールですからね。
ビール飲みながらの独り映画はいいっすよ。
特に踊れる音楽映画はいいっすよ。スクールオブロックもビール片手に見ましたよ。
買える時も雑貨屋さんに寄り道とかしてるのに、普通にテーマソング口ずさんでたし。
とにかく音楽が素晴らしい。早速サントラを買いましたよ。
私はオダギリくんが花畑で独唱する「れいほーうーかいらーすざーん」ってやつと、
由紀さおりが死に際に独唱する「びるぜんばばあのマイウェイ」が好きだ。
演技でいいのは平幹二郎と由紀さおりのザッツ退廃ライフですよ。
あの退廃ぶりが素晴らしい。
お抱えの伴天連芸術家、っていうのも笑ったし。
そしてまるで花が咲いたようなチャンツィイーのかわいらしさ。
あの顔ではじらわれたら、清純じーさんにも久しぶりに春も訪れるわ。
何より監督がデレデレしてるだろーって感じが伝わってきて面白い。
オダギリくんも、何せこの世で最も美しい者の役ですから、
いかんなく美青年ぶりを発揮してます。
本人は二枚目扱いされるのあまり好きではないようだけど、
正統派の二枚目なんだから、こういうのもいいなあと思いました。王子の役だからね。
そして意外な美声を披露しているので、ちょっと感心。

見て、本当に楽しくていい気持ちで家路につける、という映画。
後味は最高。まさに「恋する炭酸水」な状態なわけです。

オアシス

2005-06-16 | cinema
すごい映画を見ました。

昨年の初めに日本に来て話題になった韓国の「オアシス」という作品です。
あ、シルミドの人だーこの人かっこいいからすきー、
みたいな気持ちで借りたんだけど、
内容が本当に感動的で、今もずっしりきています。

今韓流という無視できない潮流があって、
その中で韓国文化がたくさん輸入されているけれども、
正直、(うちの母も含め)
日本では失われた美徳や夢を韓国に求めているようなところがあるような気がします。
韓国文化を指して「儒教精神が」とか、「礼節を重んじ」とか言うでしょう?
それは私たちが忘れてしまった、でも大切にしたいなと感じているものであって、
それを守っているお隣さんに言葉にできない憧れを抱いているのかな、と。
でも、この映画には韓国のいわば暗部が克明に描かれていて、結構堪えました。
私たちの抱く韓国社会への夢みたいな感情は、見事に崩れ去ります。

純愛映画?間違いなく純愛映画です。
とてつもなく不器用な男女の、美しい、美しい愛の映画です。
脳性まひの女性と、出所したて(前科3犯)の男性。
二人とも社会から疎外されて、家族からも疎外されています。
いつからか二人は心を通わせるようになり、二人だけの愛溢れるオアシスを築きます。
兄弟ですらあまり理解してくれない女性の不自由な言葉を男性は正確に聞き取ります。
二人の気持ちは周りの人間からはまったく理解されないんだけれども、
二人の間ではすっかり通じ合って、心から愛し合うんです。
女性の空想の中で二人で踊る楽しいシーン。
このシーンのキスシーンは本当に美しくて美しくて。

愛し合う、という流れで当然現れてくるのが性愛の問題です。
障害者の物語で性愛をどう描くか、っていうのは大きな問題だと思います。
だいいち、本当にセックスできるのか?っていう話もありますね。
この問題で私がすっと思い出したのが
大人計画の「ファンキー-宇宙は見えるところまでしかない」です。
この芝居にも小児麻痺のエリカちゃんという女の子が出てくるんだけど、
エリカちゃんは人並みにセックスへの興味もある。
ただ、麻痺があるから外見に自信もないし彼氏は当然できないし、
そういう現実を彼女はわかってるから、
義父に「セックスしてくれ」と頼むんですね。
この芝居は90年代末の作品だけど、
まだ世の中には「障害者=ピュア」説が残っていたわけで(今もあるかな)、
このエリカちゃんのあざとさが私にとっては相当衝撃的だった。
人に頼めないからって、義父に頼むかよ、とか。断れない人に頼むって最低だよな、とか。
…これを思い出しました。
いや、全くエリカちゃんと比べると映画の女性はピュアですよ。
ただ、障害者の性を真っ向から取り上げた作品として、共通点を感じたまでです。
映画では、ふたりとも、純粋に、愛し合おうとして性愛にたどり着きます。
男性が女性の体を気遣って、
「ケンチャナ?ケンチャナ?」と言いながらするのが印象的でした。

しかし、この映画に出てくる周囲の人々が鬼か悪魔みたいに見えるんですね。
2人を利用するだけ利用して、あとは放置する、みたいなところがあって。
でも、実際はフィフティーフィフティーなんだと思う。
人から世話してもらっているんだから、利用されても仕方ないんだ、っていう
大人な諦めが、この純粋な2人から見て取れるのが、なんとも悲しいです。
そして、韓国社会がいかに障害者に冷たいのかということが随所に現れて、
とても苦しいいやな気分にもなります。
ノーマライゼーションは、悪いけどほとんど進んでいないようです。
まあ、日本もここ10年でようやく…ってところがあると思うし、仕方ないのかな。
待てよ、日本は一見障害を持つ人への偏見を取り去ったように思えるが、
実際はどれだけ変化しているだろう。
表面だけ取り繕って、自分はマシだなんて思って、常識人気取りの日本人の方が、
差別や偏見の問題の根が深いかもしれない…。

いろいろ書いて長くなりました。
とにかく、美しい愛の映画です。決して不幸な物語ではありません。
見たら必ず感動すると思います。

結婚の条件

2005-06-13 | cinema
昨日注文していた結婚の条件のDVDが届きました。

大好きなジョンヒューズの映画です。

これは、それまでのジョンヒューズ作品とは一味違う、
青春時代から抜け出さなければならない、若い夫婦の物語。
というか、さっさと妻は大人になっていくんです。
どこまでも情けないのは夫のほう。
不倫の誘惑に駆られたり、当たり前の夫の務めが果たせなかったり。
夢を追いたくて、でも生活と妻のために好きでもない仕事をして。

実はこの映画、見るのは2度目なんです。
前見たのはたしか91年くらいだと思う。
小学生だったことは確かだと思います。
ただ、今見返してみると、
当時はこの映画の何をわかっていたのかな?と思います。
邦題は「結婚の条件」ですが、原題は She's Having a Baby。
当然子供を作る話なんですよ。
昔はピルっていうものが何なのかわからなかったし、
「種付け」って言われてもねえ?
チンプンカンプンだったんじゃないかなー。
今見るとどういうものかわかるから、ギャグだけど笑えなかったりするの。
「体温が今最高なのよ!だから早くお願い!!」とかね。

夫クンはどこまでも父親になる根性が座ってなくて、
大丈夫かコイツって感じなんだけど、出産のシーンはジーンときました。
そういう時ってやっぱり男は無力なんだね。
涙を流して妻との生活を思うことしかできないのだ。
だけど、出産をきっかけに夫は強くなるんだから。

この映画、たくさん音楽が使用されていますが、いちいちどれもいいです。
特に出産シーンの音楽は本当に盛り上がります。なける。
あとはエンドロール!エンドロールがこんなに楽しい映画は他にはないですよ。

シカゴの美しい四季と笑って泣けるジョンヒューズ節。
やっぱりいいんだなー…DVD集めたいな。

アクセサリー

2005-06-12 | fashion
夏といえば民族系ですね。
民族はいいですね。
というわけで、
民族系アクセサリーをたくさんもらいました。
…これだけ買ったら1万円以上はすると思いますが、
なんせタダですよ。

お気に入りはジャラジャラ系のターコイズ色のネックレスと
青い石が入ったいかつい指環。
あと左上のはバッグ用のブローチなんだけど、
Tシャツ着たときにいっぱいつけてもかわいいよね。

これをいかに組み合わせて着こなしに取り入れるか。

私の場合むやみにアクセサリーをつけるのが好き。
手首が見えなくなるくらいブレスレットをつけたり、
指環も日ごろ左手に4つくらいつけています。

ムフフ、いいものもらいましたよ。

備忘録

2005-06-11 | victim
人様から大量にアクセサリー類をもらう。後日画像アップ予定。
アマゾンで「結婚の条件」のDVDを注文中。

映画会を催そうかと思い立ち

2005-06-10 | cinema
内輪で映画会を催そうかと思い立ち、
どんなジャンルで映画を集めるか考えています。
笑えるものもあったほうがいいし、泣けるものもあったほうがいい。
考えさせられるものもあった方がいいし、B級も時にはいい。
迷う。迷うぞー。

みなさん、DVD化されているものでおすすめの映画はないでしょうか。

因みに、エロいシーンがあると当方とても喜びます(バカ)


先日、ケビンベーコンについて熱く語りましたが、こんな記事をみっけた。
以下、インタビュー内の一部分です。

   セックスしているシーンで俳優は裸だ。
   それで観客は興奮する。
   僕自身は完全な裸にならないこともあるけど普通は裸になるんじゃない?

鼻血ブーッ。気さくだよ気さく過ぎるよ。誰もそんなこと聞いてないんだってば。
あんたの夜の生活については誰も聞いてないんだってば。
奥さん美人さんだし、結婚して15年以上たつけどいまだに楽しんでるんでしょーかね。
そういえばアメリカ映画を見ていると、中年夫婦が気分出してやったりしますよね。
そういうのってあまり日本の夫婦ではないことのような気がするんだけど…

セントエルモスファイアー

2005-06-09 | cinema
焼酎が…ぐっときてます。結構ね。昼間っから酔っ払いです。
昨日ビデオを録ったセントエルモスファイアーを見ました。
なんかいつもとおんなじ青春映画で申し訳ないっす。
しかも出演者もこの前のbreakfast clubと3人は共通しているという…
でもこちらの映画はデミムーア出てます。メジャーな感じがしますよね。

この映画、久しぶりに見たらなんだか泣けてきて参りました。
監督はジョエルシュマッカー。最近はオペラ座の怪人なんてヒット作も撮ってます。
道理で描き方がうまいわけだ…と今になってしみじみ。

映画、というか映画を映すテレビ番組は、まず間に挟まれるCMと吹き替えとの戦いです。
原語にするとちょっとわけわかんねくなるし、仕方ない。吹き替えを見るか。

まず、アリーシーディーに見とれる。この人やっぱりきれいだなあ。
この作品の中ではいい女、というか、ちょっと友達にはなりたくないヤな女です。
ぜんぜん違うけど言ってみればビバリーヒルズ…のケリーみたいな奴で、
2人の男性の間を揺れ動きます。
でも友達ケビン(アンドリューマッカーシー)との熱烈ラブシーンは本当に眩しい。
二人がもつれあってずーっとやってるとこ見てたら
何となくホテルニューハンプシャーのロブロウとジョディフォスターを思い出しました。
この二人はまあ話のクライマックスだから多くは言わないとしても
ずーっと延々まぐわってて、それが悲劇を笑い飛ばすような本当にいいシーンなんですね。
ああ、いいなあ、こんなラブシーンはいいなあと心から思いました。
(とそう考えていろいろネット見たら同じこと言ってる人がいてびっくり!)
あとはロブロウだよね。あ、セントエルモスファイアーにもこの人出てるんだけれども。
ロブロウって今で言えばブラピくらいの美形俳優だったんだけれども(実際似てると思うし)、
セックススキャンダルで失脚を余儀なくされ、今は泣かず飛ばずの俳優なんだ。
ロブロウはかなりかっこいい役やってますよ。まあ、男としては甲斐性なしというやつなんだが。
時々思いつめたような目をするところがきれい。

でもさあ、実際こういうことってあるんだろうかと考えてしまった。
だって、さえない女と大学いちもてる女と、悪い男とずっと片思いを続ける男とかが同じグループにいて、
大学卒業後、それなりにズレは感じてるにしろ仲はいいままだからね。
実際は、ブスと美人は住む世界が違うもの。みんな仲良しなんてことはないよね。
ビリー(ロブロウ)はウェンディ(メアウィニンガム)と
クサレ縁的関係を悪くない感じで続けているけれども、
現実ではロブロウみたいな男はブスな女とは仲良くはならないだろう、と思いました。
ある意味この作品はブスにやさしい作品かと…オエ、情けないっす。
うん。でもこの映画でアリーシーディーやアンディマクドウェルといった美人は結局男に冷たいからね。
結局世の中ブスだ。結局処女ってのは強いんだ。

見てると胸がキューッとしめつけられますよ。
すごい切なくなって、ドキドキドキドキして、仕舞いには80年代青春映画バンザイになる。
今、こういう映画って作られていないんだろうか。
もちろん超大作も楽しめるんだけど、こういう愛すべき小品ってやつが私は好きなんだけどなあ。

この映画の収穫。
デミムーアは思っていたよりかわいいっていうことを思い出した。
(因みに、昔好きだった男がデミムーアを好きだったことも思い出した)
ジャドネルソンはブレックファストクラブの方がかっこいい役だけど、思いのほか目がきれい。
エミリオエステベスは声がいい。あいつはいい奴だ。(君には合わないヨォ♪)
アンディマクドウェルは本当にきれい。さすが元祖スーパーモデルだなと感心。

これも85年の映画なんだって。もう20年前の映画だよ。オエッ。

ハンドクリーム

2005-06-06 | beauty
皆さん、春夏秋冬通してハンドクリームをお使いでしょうか。
私は以前は(ほんの2年ほど前までは)
手のひらと足の裏の乾燥に悩まされた経験はほとんどなかったのですが、
ここ数年はほぼ通年乾燥に悩まされています。
顔だけは脂も出てくるのですが、首から下は干上がっているようです。

そこで、いつもいつもハンドクリームを使っているのですが、
皆さんはどういったテクスチャのものがお好みでしょうか?
サラサラ肌なじみ最高系クリームが一般的には好まれるんじゃないかと思います。
でもね、私はベタベタしたよく言えばリッチ系テクスチャのクリームが大好きなのです。
なじませた後に、肌に光沢が出て少しペタペタするくらいのものが好み。
そういうわけで、使用中のオリジンズのボディバームもひときわしっとりタイプのものです。
本当はこのオリジンズ、「ベタベタしたハンドクリームが欲しい!」といって薦められたもの。
オリジンズのハンドクリームはとても軽くて物足りなかったので美容部員に我儘を言いました。
というわけで、このボディバームをハンドクリーム代わりに使っていたのですが、
やっぱりボディバームとハンドクリームっていうのは別物なんですね。
太腿やスネで体感できるしっとり感は指先にはまったく感じられません。
そういうわけで、満足できるハンドクリームを探していたのです。

そんな私の要望を察したのか、さるお人から小包が届きました。
中身は化粧品が詰め合わせてあり、おおっハンドクリームが入っている。
私は化粧水が欲しいなあと言っただけなのに一を聞いて十を知るこの物分りのよさは!!
しかも、私の使用したことのないブランドのもの。kiryoです。器量よしの器量です。
資生堂のハンドクリームはフェルゼア(にょにょにょでお馴染み)など尿素ものですね。
これは私好みかもと内心ほくそえみつつ、箱を開けると、おおっなアイディア商品でした。
写真のようにふたのボタンをおすとペコっていってふたが開く。閉めるときは押すだけ。
これは単純なことだけどいいかもしれない。私のような面倒くさがりにはぴったりですよ。
ベタベタ感触は好きだけど、ベタベタした手であちこち触るのはいやですからね。
感触は思ったよりも軽め。ホイップしたバタークリームぐらいのやわらかさかな。
残念ながら無香料で香りは楽しめませんが、のびもよく手指のマッサージにはちょうどよい。
マッサージ後はボロボロの節くれだったいかつい手が少し透明感が出てしっとり。
餅は餅屋ってのはこのことですね。ボディバームじゃハンドクリームの代用は無理なんですね。

というわけで、使っています。私の調子では、結構早く使い切っちゃいそうです。
でもこれ、900円らしいので、コストパフォーマンスは高いと思います。
欲を言えば香りが欲しかったところ。
これで和漢植物関係の香りがあれば私は鼻息荒く大プッシュするところでした。
使用を続けて、もし目立った変化があればまたご報告します。

あとね、最高のハンドクリームをお教えしましょうか。
それはYSLのタン・マジュールを豪快に手に取り、念入りにマッサージすることです。
あの名品タンマを豪快にハンドクリームに使う、こんな贅沢があるでしょうか。
でも熱心にすりこむと、手自体から発光するような透明感が出てしーっとりしますよ。
タンマの愛用者の方、どうぞお試しください。

DVD生活♪ ミスティックリバー

2005-06-05 | cinema
遅ればせながら、ミスティックリバーを見た。
ショーンペン、ティムロビンスのアカデミーダブル受賞が話題になった作品である。
そして今年も監督賞とってホクホクなイーストウッド監督のもの。
絶対見に行こうと思っていたのに、いけなかったやつ。

端的に感想を言うと、ケビンベーコンかっこいい(バカ)という。
もう、ケビンベーコンには本当に目がない。15年くらい好きな役者なんだから。
深刻な本編を見ながらも半分はケビンに見とれているというこの大失態。

真面目に内容に入りますとだな。
まず素晴らしいのがボストンの寂れた町並みです。
労働者階級の町並みはどうしてああも暗いんでしょうか。
ここら辺は私の大好きなイギリス労働者階級モノ(特に炭鉱関係)に通ずる感じがしました。
とにかく画面が暗い。どことなく湿っていて、見えない部分がたくさんあるのですね。
DVDの特典でケビンベーコンとティムロビンスが全編解説をしていて、話していたけど、
外で歩いているときの顔が暗い。これは前あかりを取っていないからなんだそうです。
芝居でもテレビでも普通はトップライトと顔当て用のフロントライトを使います。
そうしないと、トップからのあかりだけでは顔がオバケになってしまうからです。
でもそのオバケを修正しようとすると自然じゃないものになり破綻をきたしてしまうわけです。
そして、演技の話になりますが、あまりに芸達者ぞろいの俳優陣にぐうの音も出ません。
だって、かのマドンナに「本当に愛していたのはショーンだけだった」と言わせたショーンペン、
(関係ないエピソード)
挙動不審な大男ぶりが普通じゃないティムロビンス、
そしてあのお美しいケビン(←ベーコンの意)だもの、こっちは完敗です。
そして女優陣、みな美しいです。マーシャゲイハーデン、こんなに美しい人だったか!と。
恐怖におびえ、猜疑心と夫への愛情?愛着かな?に揺れる不幸な女ですが、
不幸になるほど美しくなる女性というのが、必ずいると思うのですな。
そしてローラリニー。この奥さんを嫌いという映画評がネット上に何と多いことか!
こいつのためにこの映画が糞だと言う単細胞な(自称)映画好きもいて、正直びっくりしました。
彼女の夫への言葉が、この映画を普通の映画じゃなくさせているというのに。
あのラブシーンは、ええっ?という感じさえさせますが、すごく美しいラブシーンでしたよ。
人間の負に向かうエネルギーや人間の醜い内面を肯定する強さがありました。

もう長くなったので、総評ですが、映画としては素晴らしい人間ドラマです。
でもあと15分長くていいからもう少し真相を明かしてほしかった、という気持ちが残りました。
私刑のシーンがクライマックスであることは確かだけど、
事件の真相にもそれなりの盛り上がりがあったと思うので。
私は良くも悪くも人間万歳な人間賛歌ドラマがすきなんです。
そこには善も悪も呑み込む強さがあるから。
この映画も、その強さを感じたところで、いい映画だなと思いました。

しかし、ケビンベーコンかっこいい。あの低い声で囁かれたら昇天しますな。
あの顔でもうすぐ50なんて、嘘だ。まだまだ夜の生活もいけるべ。
(結局落としどころはここ)