射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

愛の凌駕

2017年06月24日 | 覚書(詩)
気持ちの輪郭を
取り出しても
そこに何があるのだろうか

思いを強く描いて実体化させる
輪郭は無くなり3次元となる

誰が決めたのだろう
次元の差などエネルギーの存在を
凌駕することはない

愛と呼ばれるエネルギーがあるだけ

目に見えているそれは
本当にそこにあるの?
隣のあなたは本当にいるの?

あなたの気持ちと本質は
常に外側にあり空間にある

実体化しているものは
あなたのフリをしたあなた
それを描いたのはあなた

あなたを愛してそれに応えてくれるあなたは
あなたと私の描く世界

肉体を持って交差した二人は
乗り物はそこに置いて
本来のエネルギーに戻る

人は夢を見る為に
愛を感じて
愛を持つ為に

あなたを愛してる
ずっと言いたかった
ずっと伝えたかった

しかし
それは既に皆が持っている現実だった
皆が強く描いて行く果てにあるもの

過去も今
未来も今
今にあるエネルギー
それは愛


ランキングに参加しました ↓



創作詩ランキングへ


コメントを投稿