射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

自分の声に

2017年08月26日 | 覚書(詩)
✴︎以前アップしたもの(寂しさに耐えかねて)を加筆修正しました✴︎


ネットの中で
言葉はすれ違っていく

そこに人の奥底が
対面で話すよりも
見え隠れする事がある

人と人と人…


あなたはいつも誰かに
リプをする
いいねをする
画像をあげる
自分の一日を報せて
あの人の一日を見る

すぐに誰かが反応してくれないと
傷つく心


それのどれもが画面の外にいる人が
かっこいい素敵な「自分」を
演出してる事

自分以外の人が気にならない人は
ただただ発信して
見返りは気にしない
電波の向こうの誰か一人の側に
いつの時間でも寄り添えるように

顔が見えないから
より気になって
孤独を感じて
寂しさに耐えかねて
ずっとモヤモヤして

いっそのこと
もうやめよう
SNSは…
疲れ果てて思う

ネットで繋がろうと思ったのは
実際の人との繋がりで
寂しかったからだよね?
それなら
あなたはどこへ行っても寂しい

あなたは
どうしたい?

気になる言葉は
全部あなたの中にある
目に入ったそこで立ち止まる
そのあなたをあなたが受け止めなければ
更に一人が耐えられなくて
疎外されているような気持ちが
後ろからずっと追いかけてくる

どうぞ
1秒でも早く
あなたの中にあなたの居場所を
あなたの息抜きが
そこで出来ますように

あなたがあなたの目ではなく
誰かの目になって
誰かの幸せを願えますように

その時初めて
全てから解放される


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