ハイエスティーム、単騎逃げで粘り込み2着

2024/2/4 美浦TC
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2月4日(日)東京7R・芝1800ｍ(牝馬限定)戦に田辺騎手56kgで出走、馬体重は448kg(+6)でした。レースでは好スタートを切ると、行き脚をつけて、そのまま先頭に立ちました。道中は単騎でスローな逃げを展開し、勝負どころでは後続を引き付けて、追い出しのタイミングを計りました。直線では坂の登りで勝ち馬に抜け出されたものの、最後まで脚色を鈍らせることなく、勝ち馬から0.3秒差の2着で入線しています。レース後、田辺騎手は「本馬に今まで乗った経験から、包まれない形で運びたいと考えていました。そのため、スタート次第では逃げることも選択肢のひとつに入っていました。結果的には後ろからつつかれることで、適度に前進気勢を保ちながら、気分よく逃げることができました。勝ち馬が後ろから差してくる形であれば、逃げ切れたと思いますが、直後でマークされたのは厳しかったですね」とコメントしており、金成調教師は「絶妙なペースで楽に逃げてくれて、田辺騎手の好判断が光る競馬でしたが、きょうは勝ち馬が強かったですね。このあとは来週中にいったん、山元TCへリフレッシュ放牧に出す予定です」と話しています。
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【社台サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】


専門紙の金成調教師のコメントには、「前走は前に行き過ぎた」とあり、おそらく今日は少頭数でも控えて運ぶかと思っていました。それがポンとゲートを出て単騎逃げの態勢に。ちょっと驚きましたが、道中のリズムも良さそうで、結果的には好判断でしたね。ただ、勝ち馬に直後でマークされ、直線馬ナリで交わされたのが厳しかったです。しかし交わされた後からまた良く頑張った。ズルズル下がるかと思いきや再び脚を使って粘り込み。内容ある好レースを見せてくれました。前走が消化不良だっただけに、今日はシッカリ走れて満足。やはりこの馬には田辺騎手が合いますね。どこかで勝ちたいけどなぁ。また次走に期待します。