ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

蟻洞?

2013年05月08日 20時58分53秒 | 高齢馬のケア

今日は装蹄でした。
朝行くと、飼いに夢中でしたが、落ち着くと、私の顔を見て啼きました
指動脈は左前が若干落ち着いたかな?という感じでしたが、まだありました。
1番目の装蹄だったので、Oさん到着まで10分ほど厩舎で引き運動をしました。
少し早めに歩いてみましたが、歩様は問題ありませんでした。

さて、装蹄では、Oさんから「期待したほどは蹄が伸びなかった」と言われました
そしてこれ
蟻洞?
両側方と蹄尖部にも少し・・・
でも、蟻洞と砂上りと白線裂とあるようなのです。
http://www.equinst.go.jp/JP/arakaruto/baji/bt58-120701.html 

前回(3月20日)

今回の肩の痛みの他には、特に問題なく来ていたので、かなりショックでした
ただ、蹄葉炎の活動期(年末から1月中)のものが、今出てきているという可能性もあるとのことで、そうであることをただただ祈っています。

蟻洞が進行した原因として考えられることは、蹄鉄に鉄芯がないので、余計広がりやすい、ということもあるそうですし、パックをした状態で運動後に毎回流水で冷やしていたので、ふやけて広がりやすくなったかも知れないし、とにかく複合的な要素が絡み合った結果ということでした。

治療では、K先生がヨードとテレピン油の反応で乾燥させ、そこにパックを充填して鉄を打ちました。
左だけ側鉄芯の鉄にして、反回ポイントはいつものように後方にしてあります。
この状態だと蹄壁で支えきれない場合もあるので、パックを入れる方法もあるようでしたが、クー太郎の運動量であれば、とりあえずパックなしでも大丈夫かもしれない、ということと、乾燥させる目的で、パックなしにしました。
良くなりますように

また、左前腕の内側はまだ少し腫れが残っているとのことで、インドメタシンの塗り薬は継続し、金曜日までは引き運動になりました。

ところで、今日に合わせて、体重計を4個購入し、クー太郎の体重を計測してみましたが、後肢を着いた時に、「メリメリ」という音がして、あえなく破壊・・・
前後を分けて図ろうとしましたが、上手く数値が出ずに、諦めました
今回は失敗に終わりましたが、実験はまだ続きます 

コメント (11)
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