ツブラジイ〈円ら椎/別名コジイ〉(ブナ科 シイ属) 花期は5月。
山地に生える高さ20mになる常緑高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ5~10cmの卵状長楕円形。スダジイに似ているが、
やや小さく薄い。 全縁のものと上半部に鈍い鋸歯があるものとがる。
雄花序は長さ8~10㎝で、新枝の下部から上向きに伸びるが、
花序の軸が繊細なので先端は垂れる。
果実は堅果。長さ6~13mmの球形で、翌年の秋に成熟する。 若いうちは
殻斗に包まれているが、成熟すると殻斗は3裂し、中から堅果が顔を出す。
【ツブラジイ①】
06年12月3日撮影
スダジイと思い込み、5月に花を撮ったのに、
下に落ちていたのはツブラジイのドングリだったのです。
【上の画像を拡大しました】
06年12月3日撮影
【①の下に落ちていたドングリ】
06年12月3日撮影
「長さ6~13mmの球形」
どう見ても、スダジイのドングリではありません。
【①の樹皮】
06年12月3日撮影
「灰黒色でなめらか。普通割れ目はできない」
幹の直径は20cmほどで、割れ目が見えますが、堅果はツブラジイです。
【こんな時もありました ― 花期の①】
06年5月11日撮影
「スダジイ」と保存していたこの画像を、「ツブラジイ」に書き直しました。
【ツブラジイ②】
06年12月6日撮影
この木の下にツブラジイのドングリが落ちていました。
【②に1つだけ残っていた殻斗】
06年12月6日撮影
【②の下に落ちていたドングリ】
06年12月6日撮影
* * * * *
5日間、シイの木を見つけるたびに、下にドングリが落ちていないか見てきまし
たが、スダジイとツブラジイを葉で区別することは、私には無理と思いました。
でも、堅果で区別できたので、来春からの開花確認が楽になりました。
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