たこさんの秋吉台日記

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12月6日 イズセンリョウ・サンショウソウ

2006年12月06日 | Weblog

イズセンリョウ〈伊豆千両/別名ウバガネモチ〉
               (ヤブコウジ科 イズセンリョウ属) 花期は4~5月。
伊豆半島の伊豆神社に多いことからつけられたといわれている。
湿った常緑樹林内に生える高さ1~1.5mになる常緑低木。雌雄別株。
葉は互生。葉身は長さ5~7cmの長楕円形。先は鋭くとがり、基部はくさび形。
ふちには不明瞭な波状の鋸歯があるかまたは全縁。
葉腋から総状または円錐状の花序を出し、黄白色の花をつける。
花冠は長さ約5mmの筒状で腺条がある。

【今年5月に花を初めて見たイズセンリョウの果実です】
06年12月3日撮影
【液果 ― 直径約5mmの球形】


06年12月3日撮影
「宿存する萼にすっぽり包まれる。
表面には褐色の腺条があり、頂部には花柱が残る。
晩秋から冬に乳白色に熟す」
これは、まだ熟す途中なのですね。

【別の枝には、つぼみがついています】


06年12月6日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年12月6日撮影
つぼみや果実のついたイズセンリョウを見つけ、大喜びしたのは、
随分前のように思いましたが、今年1月のことだったのですね。

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サンショウソウ〈山椒草〉(イラクサ科 サンショウソウ属) 花期は4~6月。
山地の陰湿地に生える高さ10~30cmの多年草。雌雄異種。
茎は地をはい、緑褐色を帯び、微細な毛がある。
葉は互生し、ゆがんだ倒卵形で長さ1~3cm、縁には数個の鈍鋸歯がある。
花は淡緑色。雄花序は短柄で集散状、雌花序は無柄で球状。

【サンショウソウを見つけました】


06年12月3日撮影
薄暗くてほとんど日差しがない場所「山地の陰湿地」で、はっていました。
今年、徳地の大原湖畔や滑山林道で見ましたが、秋吉台で見たのは初めてです。

【葉腋に何かついているので、撮り直してきました】

06年12月6日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年12月6日撮影
何枚か撮ったのですが、薄暗くて・・・。 果実でしょうか?
花は、きっとヤマトキホコリのように地味なのでしょうけど、楽しみです。


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