タカクマヒキオコシ〈高隈引起こし〉(シソ科 ヤマハッカ属) 花期は8~10月。
山地の木陰に生え、高さ40~80cmになる多年草。茎には下向きの毛がある。
葉は細く、広被針形~長卵形で長さ5~13cm、まばらに毛があり、
先はとがり、鋸歯がある。 花は青紫色で、長さ8~11mm。
本州(関東以西の太平洋側)・四国・九州の山地に分布する。
昨日、「滑にタカクマヒキオコシがある」と友人が言ったので、一緒に歩くこ
とになり、車の窓を開けて徐行していたら群生しているのが目に入りました。
きょう、滑を歩きたいという別の友人と散策したら、道ばたにあちこちと群生し
ているのが分かりました。山渓の「山に咲く花」には、秋吉台に多いヒキオコシ
がなく、タカクマヒキオコシが載っているのを「なるほど」と、納得した次第です。
06年10月15日 撮影
06年10月15日 撮影
【花を斜め上から】
06年10月15日 撮影
「萼は唇形で、上唇は3裂、下唇は2浅裂して上唇よりやや長い」
ヒキオコシの上唇にある紫点がありませんね。
雄しべ・花柱が花冠から突き出ないので、ヒキオコシよりヤマハッカに似ています。
【花を横から】
06年10月15日 撮影
【萼を】
06年10月15日 撮影
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サンショウソウ〈山椒草〉(イラクサ科 サンショウソウ属) 花期は4~6月。
山地の陰湿地に生える高さ10~30cmの多年草。雌雄異株。
茎は地をはい、緑褐色を帯び、微細な毛がある。
葉は互生し、ゆがんだ倒卵形で長さ1~3cm、ふちに数個の鈍鋸歯、両面に毛。
花は淡緑色。
きょう、唯一見つけた「秋吉台にない草」です。
5月3日の篠山で、小さな花が咲いている草を見つけ、同行の知人に
サンショウソウの名を教えてもらいましたが、画像は捨てています。
06年10月15日 撮影
06年10月15日 撮影
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