イヌセンブリ〈犬千振〉(リンドウ科 センブリ属) 花期は10~11月。
センブリに似るが苦味がなく本物でないという意味でつけられた名。
山の明るい湿地に生える高さ5~30㎝の1年草。
葉は倒披針形で、幅がセンブリより広く先は鈍い。
花は白色で淡紫色のすじがあり、色、大きさ共センブリに似るが、
蜜腺の周りの毛が長く蜜腺がよく見えない。がく片は花冠と同長~少し短い。
秋吉台のイヌセンブリ、今年8月に除草剤がまかれ、20株以上が枯れてしまい、
2週間前、流れに近い1本が、完全な形で生き残っているのを確認しました。
何度か様子を見に来て、今日、4日ぶりに来てみたら、見事に咲いていました。
06年10月18日 撮影
06年10月18日 撮影
* * * * *
【もう一株、10月1日に友人が見つけてくれたもの】
06年10月18日 撮影
中心は枯れ、わきから枝を出して開花。
こちらも流れのそばなのでかろうじて生き残ったのでしょう。
06年10月18日 撮影
2株だけですが、とにかく嬉しいです。
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