ヒナヒゴタイが咲く山で、ほかに咲いていた花です。
イトラッキョウは咲き始めでつぼみがたくさん、
チョウセンノギクはちょうど花盛りの時、
ダンギクは終わりに近い時でした。
イトラッキョウ〈糸辣韮〉(ユリ科 ネギ属) 花期は10~11月。
ラッキョウに似て葉が糸のように細いのでこの名がある。
長崎県平戸島だけに産する固有種で、
岩に着生するイワヒバの根元や、水がにじみ出すような礫地のそばに生える。
高さは15cmほど。葉は常緑だが、ストローのような中空ではない。
【絶滅危惧Ⅱ類】
07年10月28日 撮影
【イトラッキョウ】
07年10月28日 撮影
【イトラッキョウ】
07年10月28日 撮影
* * *
チョウセンノギク〈朝鮮野菊〉(キク科 キク属) 花期は10~11月。
長崎県の対馬、平戸、鹿児島県の磯間岳などには、葉が細裂せず、裂片の幅が広い型のイワギクが分布する。これを変種チョウセンノギクとすることがある。
【絶滅危惧ⅠB類】
07年10月28日 撮影
「草丈の割に花が大きい」
【チョウセンノギク ― 上の画像を拡大しました】
07年10月28日 撮影
【チョウセンノギク ― 少し陰では】
07年10月28日 撮影
* * *
ダンギク〈段菊〉(クマツヅラ科 カリガネソウ属) 花期は9~10月。
花が段々に咲くのでこの名がある。
潮風が常に当たるような海辺の草地や海沿いの山の礫地に生える。
【絶滅危惧Ⅱ類】
07年10月28日 撮影
「風当たりが強い場所に生えるために高さは30cmほどにしかならないが、
庭で栽培すると60cmほどに伸びる」
【ダンギク】
07年10月28日 撮影
「全体に軟毛が生えるので白っぽく見える。
花びらの一片が特に長くて先端が細く裂け、雄しべと雌しべが長く突き出る」
最新の画像[もっと見る]
- 2022年8月26日 連続1000日を達成しました 2年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
- 2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前