たこさんの秋吉台日記

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1月30日 ヒメキンセンカ

2007年01月30日 | Weblog

 
ヒメキンセンカ Calendula arvensis L.〈姫金盞花/別名キンセンカ・フユシラズ〉
                            (キク科 キンセンカ属) 花期は 1~12月。
          地中海沿岸原産の越年草。茎は分岐して高さ30cmほどになる。
          茎葉は被針形で、長さ3-8cm、幅1.5-2cm、基部は茎を抱く。
          早春より開花を始め、頭花は直径1.5-2cm、
          周辺の橙黃色の舌状花と、中央部に集まる黃色の筒状花からなる。
          花は日光を浴びて開き、夕方早くに閉じる。
          頭花は果期には下垂する。
          果実は曲玉状に曲がり、表面に刺がある。
          本種の園芸品種“冬しらず”の栽培普及に伴い、
全国的に野生化し始めた。
          一般にキンセンカの名で栽培されるのは、
同属の南ヨーロッパ原産のトウキンセンカ。

昨年、栽培品の逸出として「見つけた花」に加えましたが、あれから1年、
道ばたや荒れ地でたくさん見られるようになっています。
【こんなにかたまって咲いているところも】


07年1月30日撮影

ここでは、昨年秋からこの状態でアサガオと一緒に咲いていました。
多年草化しているのか、今後を見ていきたいと思います。

【近づいて撮りました】


07年1月30日撮影
画像をどこで切っていいのか、枝分かれが多く、根元近くは見られない状態です。
【上の画像を拡大しました】


07年1月30日撮影
この花の直径は2.5cmほどです。

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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【新しく見つけた、花を見ていない植物を2種】

キンシバイ〈金糸梅〉(オトギリソウ科 オトギリソウ属) 花期は6~7月。
中国原産の半常緑小低木。根元からよく枝分かれして、高さ1mくらいになる。
古くから庭などに植えられ、野生化下ものも見られる。


07年1月30日撮影
上のキンセンカの近く、小川の土手で垂れていました。

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シュロガヤツリ〈棕櫚蚊帳吊/別名カラカサガヤツリ〉
             (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は6~7月。
茎の先に放射状についた苞がシュロの葉のように垂れ下がっていることによる。
マダガスカル島原産の多年草。温室などで栽培されるほか、本州西南部や
九州、沖縄諸島では野生化している。茎は三角形で、高さは1mくらいになる。


07年1月29日撮影
キンシバイとは別の溝のふちで、かたまって生えていました。


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