たこさんの秋吉台日記

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1月29日 キシュウスズメノヒエ・アメリカスズメノヒエ

2007年01月29日 | Weblog

キシュウスズメノヒエ〈紀州雀の稗/別名カリマタスズメノヒエ〉
                    (イネ科 スズメノヒエ属) 花期は6~9月。
1924年に和歌山県で見つかったことによる。
熱帯アジア・アメリカ大陸原産で、湿地や浅水中に生える多年草。
茎は長く伸びて横にはい、枝を分けて高さ20~40cm。
葉は無毛で、長さ5~10cm、幅4~7mm。
花序は普通二またに分かれ、それぞれ2列に小穂をつける。
小穂は長さ3mm幅1.5mmほど、まばらな短毛があり、先はややとがる。

水の浅い小川で長く伸びたキシュウスズメノヒエが目にとまりましたが、秋吉台で
今、緑色をした葉が見られるスズメノヒエ属は、キシュウスズメノヒエだけです。


07年1月29日撮影
【12月には】


06年12月21日撮影
【こんな時もありました ― 休耕田の隅で】

06年6月16日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年6月16日撮影
「花序は普通二またに分かれ、それぞれ2列に小穂をつける。
小穂は長さ3mm幅1.5mmほど、まばらな短毛があり、先はややとがる」
「開花時には紫黒色の柱頭が目立つ」

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二またの花序が多く見られるアメリカスズメノヒエを。

アメリカスズメノヒエ〈アメリカ雀の稗〉(イネ科 スズメノヒエ属) 花期は6~9月。
南アメリカ原産の多年草。関東以西の道ばたや農道に見られる。
横走する木質の地下茎から発生して、茎は高さ30~80cm。
葉は無毛で、長さ10~30cm、幅2~5mm、厚く光沢がある
花序は2~3個の総からなり、総は長さ長さ6~15cm、
軸の片側にほぼ2列に小穂が並ぶ。小穂は卵形で長さ2.5~3mm、
光沢があり、無毛。開花時には紫黒色の柱頭が目立つ。

【台上の道路わき斜面に群生していたアメリカスズメノヒエ】

06年8月6日撮影
【上の1本を】


06年8月6日撮影
【花序が3個の株を ― 駐車場わきで】


06年7月4日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年7月4日撮影
「軸の片側にほぼ2列に小穂が並ぶ。
小穂は卵形で長さ2.5~3mm、光沢があり、無毛。
開花時には紫黒色の柱頭が目立つ」

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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