昨日、アキヨシアザミの調査後、ヨシノアザミとしていたアザミを門田先生に順に見ていただきました。
長登の株は門田先生が『仮称:イワクニアザミ』とされているものと分かり、
山口県東部だけではなく分布しているのではないかと、今日の予定を変更して、
秋吉台から西の地域のアザミを見て回られました。
その結果、『仮称:イワクニアザミ』は、県内に広く生育していることが分かり、
『仮称:チョウシュウアザミ』となり、これで論文を発表され、
アザミ図鑑にも掲載されることになりました。
『仮称:チョウシュウアザミ』の基準標本産地、美祢市秋芳町での調査画像です。
(同行:西尾良司さん・松井茂生さん・山根文人さん・中沢妙子)
【①高さ2mほどの株が群生していました】
【①の下半分をを拡大しました】
【①を更に拡大しました】
【①の上半分を拡大しました】
【②頭花】
【②を拡大しました - 総苞片は8~9列】
【③両性株の頭花=両性花】
【③を拡大しました - 雌しべは雄しべを突き抜けて出ています】
【④雌株の頭花=雌花 - 群落の2割ほどが雌株とのこと】
【⑤雌花には雄しべが無いので、頭花は小さめで、濃い色をしています】
【⑥チョウシュウアザミの基準標本産地と、門田先生、調査協力メンバー】
このたびの門田裕一先生の山口県内での調査に同行して、たくさんの知識を身につけることができ、充実した3日間でした。
私の記録から消えるアザミもありますが、
イズモアザミ・仮称:チョウシュウアザミ・仮称:タコサンアザミが加わり、
秋吉台のトリカブト属はヤサカブシと判明しました。
これらのことを秋吉台日記で整理していくつもりです。
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