たこさんの秋吉台日記

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3月8日 ヤシャブシ・オオバヤシャブシ

2008年03月08日 | Weblog

ヤシャブシ・ケヤマハンノキが見つかった林道で昨年、高くそびえて咲いているのを見たものの、同定する自信がなかったので見過ごしていた木を見に来ました。

08年3月8日 撮影
【 ② 少し近寄せて撮りました 】

08年3月8日 撮影
画像中央より左側がオオバヤシャブシで、右側がヤシャブシでした。

【 ②の右側の株(ヤシャブシ)を望遠レンズで 】


08年3月8日 撮影
ヤシャブシ〈夜叉五倍子〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は3~4月。
丘陵~山地に生える高さ8~15mになる落葉小高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ4~10cmの狭卵形。
先は鋭くとがり、ふちには細かい重鋸歯がある。側脈は13~17対。
花は葉の展開前に開花する。
雄花序は無柄で長さ4~6cm、やや太くて弓形に曲がり、枝先から垂れ下がる。
雌花序は柄があり、雄花序より少し下部に1~2個直立する。

【上の画像を拡大しました】


08年3月8日 撮影
「ヤシャブシの雄花序は枝先から垂れ下がる」

☆ 「山口県産高等植物目録」に『ごく稀』とあるヤシャブシが、
秋吉台では、昨日の日記のと合わせて複数株確認できたことになります。


【 ②の左側の株(オオバヤシャブシ)を望遠レンズで 】


08年3月8日 撮影

オオバヤシャブシ〈大葉夜叉五倍子〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2~3月。
海岸近くの山地から丘陵に生える高さ5~10mになる落葉小高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長卵形で、先は鋭くとがり、基部はまるく、左右が不揃い。
ふちには鋭い重鋸歯がある。側脈は12~16対。
花は葉の展開とほぼ同時に咲く。雄花序は無柄で長さ4~5cm、
やや太くて弓形に曲がり、前年の葉腋から垂れ下がる。
雌花序は長さ1~2cmの柄があり、雄花序より上につく。

【上の画像を拡大しました】


08年3月8日 撮影
「オオバヤシャブシの雄花序は枝先につかない」

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アマナ〈甘菜/別名ムギグワイ〉(ユリ科 アマナ属) 】


08年3月8日 撮影
アマナが今日、開花しました。

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