タチスズメノヒエ〈立雀の稗〉(イネ科 スズメノヒエ属) 花期は7~10月。
南アメリカ原産の多年草。高さ70~150cm。
葉身は長さ10~40cm、幅5~15mm、
両面とも無毛、または裏面にのみまばらに毛がある。
基部の葉鞘には開出毛があるが、上部の葉鞘は口部を除いて無毛。
花序は10~20本の総を直立または斜上する。
総は長さ4~10cm、総の基部には白色長毛があり、
軸の片側に2~3列に小穂が並ぶ。
小穂は短い柄があって、卵形で先はとがり、長さ2~2.7mm。
日記に書いていない花、スズメノヒエに続いてタチスズメノヒエです。
【 近年、至る所の林縁や空き地で見られるようになりました 】
08年9月1日 撮影
【 上部の葉鞘は口部を除いて無毛 】
08年8月18日 撮影
【 花序は10~20本の総を直立または斜上する 】
08年9月1日 撮影
【 総の基部には白色長毛があり 】
08年9月1日 撮影
「開花時には黒紫色の柱頭が目立つ」
【 軸の片側に2~3列に小穂が並ぶ 】
08年9月1日 撮影
「小穂は短い柄があって、卵形で先はとがり、長さ2~2.7mm。
葯は淡黄色で長さ約1mm」
スズメノヒエ同様に「柱頭が黒紫色で、葯が黄色」ですが、
総の付き方・小穂の形と、第一小花の外花穎ふちに白色長毛がある点から、
容易に区別できます。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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