ハイハマボッス〈這浜払子/別名ヤチハコベ〉(サクラソウ科 ハイハマボッス属)
花期は5~10月。
ハマボッスに似ていて茎がやや地を這うことによる。
海近くの湿地にまれに生える高さ10~30cmの多年草。全体無毛。
茎は分枝して斜上し、細い。葉は互生し、長さ2~6cmの倒卵形~広楕円形。
先は円頭形で、基部は狭まって柄に流れる。
まばらな総状花序に10~20個の白色の花をつける。
花は直径2~3mm。柄は1~2㎝で斜開する。果は球形で、直径2.5mm。
ハイハマボッスは、載っているどの図鑑にも「まれに生える」とあり、
環境省と山口県の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
【5月17日に開花確認しました】
07年5月17日 撮影
溝のふちで水に浸かりながら生えて、ここではこれだけです。
【今日、群生しているのを見つけました】
07年6月28日 撮影
草地の中の小さな窪地、水はたまっていませんでした。
【1本だけ撮るのは不可能に近い状態で】
07年6月28日 撮影
元気よく、生き生きと咲いていました。
【花を ― まとまりのない画像ですが】
07年6月28日 撮影
「花は直径2~3mm」
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ハナヌカススキ〈花糠薄〉(イネ科 ヌカススキ属) 花期は5~6月。
河川敷などの荒れ地に生える高さ10~40cmに1年草。
円錐花序は長さ5~11cmで、細かく枝を分ける。
花序の枝はほぼ平滑。
小穂の枝は普通小穂の2倍以上の長さがあって、ざらつく。
普通第2小花のみに芒があるが、まれに両方の小花に芒がある。
外花穎は長さ約1.5mm、褐色で、内花穎を抱く。
芒が1本のハナヌカススキをやっと昨日見つけましたが、花は終わっています。
「もう、枯れた状態なんだけど、『見つけた花』にしては、まずい?」
「いいよ。許す」と、電話の向こうで、笑いながら“秋吉台のやまんば”さん。
【見つけました、ハナヌカススキ】
07年6月27日 撮影
秋吉台で見てきたヌカススキの草丈は、20cm足らずが多くて、
見つけたハナヌカススキは、ヌカススキより草丈が高いのです。
【近づいて】
07年6月27日 撮影
【上の画像を拡大しました ― 芒は1本】
07年6月27日 撮影
ヌカススキを見るたびにルーペで芒を見てきましたが、いつも2本ありました。
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