ホウライカズラ〈蓬莱葛〉(マチン科 ホウライカズラ属)
花期は6~7月。
暖地の常緑樹林内に生える常緑のつる性木本。
葉は対生。葉身は長さ6~11cmの卵形~長楕円形。
先は鋭くとがり、基部はくさび形。ふちには鋸歯はなく、大きく波打つ。
質は皮質で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。
葉腋に白い花を1~2個つける。花冠は深く5裂し、裂片は反り返る。
雄しべは5個。花糸は短く、5個の葯が接して花柱を取り囲む。
果実は液果。直径1cmほどの球形。11~12月に橙赤色に熟す。
【1ヶ月ぶりに果実を撮りに来ました】
07年12月6日 撮影
【300mm望遠レンズで】
07年12月6日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年12月6日 撮影
思ったより赤色が淡く感じました。もっと赤く熟すのでしょうか。
1月にもう一度見に来ましょう。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
シロダモ〈別名/シロタブ〉(クスノキ科 シロダモ属)
花期は10~11月。
山野に生える高さ10~15mになる常緑高木。雌雄別株。
葉は互生し枝の先に集まってつく。
葉身は長さ8~18cmの長楕円形または卵状長楕円形で全縁。
3本の脈が目立ち、裏面は白っぽい。
枝先の葉腋に黄色の小さな花が群がってつく。花被片は4個。
雄花の雄しべは6個。雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある。
果実は液果。
長さ1.2~1.5cmの楕円形で、翌年の10~11月に赤く熟す。
【今日のシロダモ(雌株)】
07年12月6日 撮影
ブッシュや長者ヶ森・林縁で、シロダモの赤い実が目立っていました。
この赤い実は、去年の秋に咲いた花からの果実です。
* * * * * 【こんな時もありました ― 10月18日に開花確認 】 * * * * *
07年11月8日 撮影
「ありふれた樹木だが、花と果実が同時に見られ美しい」
毎年、雄花と雌花が揃ってきっちり撮れていないのです。今年もまた。
【雌花】
07年11月8日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年11月8日 撮影
「花被片は4個。雌花には雌しべ1個と仮雄しべ6個がある」
【雄花】
07年11月8日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年11月8日 撮影
「花被片は4個。雄花の雄しべは6個」
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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