たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

10月25日 カワヂシャ→ヒメカワヂサに訂正(2010年9月1日)

2006年10月25日 | Weblog

カワヂシャ〈川萵苣〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属) 花期は5~6月。
川べりに生えるチシャという意味でつけられた。
田のあぜや川岸、溝のふちなど、湿ったところに生える高さ10~50cmの2年草。
茎は柔らかく無毛。
葉は対生し、長さ5~10cmの披針形で、縁はゆるく波打ち、ほとんど柄はない。
葉腋から総状花序を出し、直径3~4mmの小さな花を多数つける。

昨日見つけたハイハマボッスのそばで、カワヂシャが咲いていました。
昨年まで見てきた整備された公園内のカワヂシャは、今年姿を消し、
新しくほかの田のそばで見つけましたが、ここのは初めてです。


 06年10月24日 撮影
【①を拡大しました ― 葉】


06年10月24日 撮影
【①を拡大しました ― 花序】


06年10月24日 撮影
「茎は直立または斜上して、葉とともに無毛である」
ないはずの毛が写っています。

【今日、撮り直しました】


06年10月25日 撮影
帰化植物図鑑にありました。
「オオカワヂサ〈別名オオカワヂシャ〉―全体無毛。
茎の上部に腺毛のあるものをヒメカワヂサと言う」
「やった!1種増える!」
【別の場所で撮っていたのを調べたら】


06年5月24日 撮影
やっぱり毛が見えます。
昨年まで見ていた園地内のも、かすかに毛が写っていますが、
【ピントが合っている画像を探したら、2003年に写っていました】


03年5月27日 撮影
【上の画像を拡大しました】


03年5月27日 撮影
「毛を見なかったことに・・・」は、無理ですね。
* * *
私が見てきたカワヂシャは全て、茎に毛があるものなので、

「茎が無毛の在来のカワヂシャを見つけて、それに新しい花番号をつけ、
今までの『カワヂシャ』を名前変更しよう」と、結論づけました。
先ず見たいのは、何気なく見てきた湧水「出来水」のカワヂシャですが、
今の時期は途中の草が伸びているでしょうから、たどり着けるかどうか。

2010年9月1日追記(訂正)
今日、本「秋吉台で出会った花」のカワヂシャの本文原稿を書いていて、
茎の腺毛のことをすっかり忘れていたことに気づきました。

保存している画像を調べてみたら、
2007年・2009年・2010年の画像がカワヂシャでした。
図鑑の記述は、オオカワヂサの項目に、
「茎の上部に腺毛のあるものをヒメカワヂサと言う」と、あるだけですが、
茎が無毛のカワヂシャとは別種とし、この日記の画像はヒメカワヂサとします


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
日記「10月23日 シュウメイギク」に、萼の画像を加えました。


最新の画像もっと見る