たこさんの秋吉台日記

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3月31日 タチヤナギ

2007年03月31日 | Weblog

タチヤナギ〈立柳〉(ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は4月。
湿地に生える高さ10~15mになる落葉低木~小高木。雌雄別株。
葉は互生。葉身は長さ5~15cmの被針形~長楕円状被針形で、先はとがり、
基部はくさび形。ふちには鋭い鋸歯がある。
葉の展開と同時に開花し、花序は長さ約3~6cmの楕円形。
花序の軸と苞の外側には長い軟毛が密生する。

昨年見つけた時はジャヤナギと思いましたが、雄花序なので、雌株しかないジャ
ヤナギとは違い、タチヤナギと仮の名前を付けているヤナギが、開花しました。


07年3月31日 撮影
水辺の、ぬかるみの場所に生えています。


07年3月31日 撮影

07年3月31日 撮影
雄株です。
【画像①】


07年3月31日 撮影
【上の画像を拡大しました ― 葯は黄色】


07年3月31日 撮影
山口県に「普通」なオオタチヤナギは葯が赤色なので、オオタチヤナギではない。
【①に写っている若い花序】


07年3月31日 撮影
この段階で赤色ではないので、葯は赤色とは言えませんよね。

生長した葉を観察して、名前をはっきりさせることが、課題ですね。


* * * * *
【おまけ ― ネコヤナギの赤い葯(3月10日の日記から)】


07年3月10日 撮影
【おまけ(その2
) ― サイコクキツネヤナギの雌花序】

07年3月29日 撮影
初めて今年撮れました。苦手だったヤナギの花序の雌雄の区別ですが、ジャヤナギとサイコクキツネヤナギの雌花序が確認できたので、もう大丈夫でしょう。


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