ホソバイヌワラビ(イワデンダ科 メシダ属) 夏緑性。
葉は叢生し、やや二形となる。
春に出る葉はやや広がってつき、胞子をつけず、
夏に出る葉は直立し、胞子嚢群をつける。 葉柄は長さ15~30cm。
葉身は卵形~長楕円形、2回羽状複生~3回羽状全裂、尾状鋭尖頭、
長さ50cmを超えるものもあり、やわらかい草質、葉身の上部に無性芽をつける。
羽片は被針形、長さ18cmに達し、長さ2~7mmの柄がある。
小羽片は狭楕円形~狭卵形、基部前側に耳が出る。裂片は鋭鋸歯縁。
羽軸・小羽軸の表面には軟刺毛がある。
胞子嚢群は中肋にやや近くつき、包膜は半月状か鉤形、ほぼ全縁から波状縁。
東北地方から屋久島にかけての各地で、やや湿った林床などに生じる。
ホソバイヌワラビは夏緑性シダで、1月初めまでは見られましたが、
2月に入ってからの低温のためか、現在は全く姿が見られません。
【 ① 秋吉台では「陰湿林内に普通」の ホソバイヌワラビ 】
07年12月5日 撮影
【 ② ― ①とは別の場所で 】
07年12月8日 撮影
【 ① 羽片は被針形、長さ18cmに達し、長さ2~7mmの柄がある 】
07年12月5日 撮影
【 ① 刺が写っている羽片を 】
07年12月5日 撮影
【 ①上の画像を拡大しました ― 羽軸・小羽軸に軟刺毛(とげ)の列 】
07年12月5日 撮影
【 ① 葉裏を ― 胞子嚢群は中肋にやや近くつき、包膜は半月状か鉤形】
07年12月5日 撮影
【 ② 胞子嚢群は中肋にやや近くつき、包膜は半月状か鉤形 】
07年12月8日 撮影
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今日、2回羽状複葉のようなイノモトソウを見つけました。
頭の整理を兼ねて、イノモトソウの日記を
ブログの空いた日(1月19日)に書きましたので、見てください。
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