昨日、2回羽状複葉のようなイノモトソウを見つけたましたが、これまでは、
中軸の翼の有無でイノモトソウ・オオバノイノモトソウを区別していただけでした。
日記に書こうとしたところが、撮っている画像が図鑑に載っているのとは違うので、
今日、典型的なイノモトソウを探して撮りました。
イノモトソウ(イノモトソウ科 イノモトソウ属) 常緑性。
葉は二形。葉柄はわら色、下部は多少暗色、長さ4~15cm。
葉身は頂羽片のはっきりした単羽状、
最下1~2対の側羽片には単生の側羽片と同じ形の小羽片を1~2個つける。
胞子葉は長さ60cmに達し、葉身と葉柄はほぼ同長のことが多いが、
大きい葉では葉身の割合が大きい。
羽片は幅約5mm、基部が中軸に流れ、中軸最下部を除いて翼となる。
栄養葉は羽片の幅が1cmに達し、辺縁に鋸歯があり、
中軸の翼は顕著となり、葉質は薄い紙質。
胞子嚢群は羽片の辺縁に沿って長く伸び、葉縁が反転してできる偽包膜は薄い。
東北地方南部以南~琉球に至る各地で、
人家周辺の路傍や石垣などに普通に見られ、山麓の2次林の林下にも見られる。
【 ① 秋吉台では「崖や石垣などに普通」の イノモトソウ 】
08年2月19日 撮影
「最下1~2対の側羽片に、単生の側羽片と同形の小羽片を1~2個つける」
【 ② ― ①と同じ崖下で 】
08年2月19日 撮影
胞子葉の裏面が見えるように生えています。
【 ② 胞子葉 】
08年2月19日 撮影
「基部が中軸に流れ、中軸最下部を除いて翼となる」
【 ② 胞子葉 】
08年2月19日 撮影
【 ② 上の画像を拡大しました 】
08年2月19日 撮影
「胞子嚢群は羽片の辺縁に沿って長く伸び、偽包膜は薄い」
【 ② 栄養葉 】
08年2月19日 撮影
「羽片の幅が1cmに達し、辺縁に鋸歯があり、中軸の翼は顕著」
《ホームページの表紙へ》
最新の画像[もっと見る]
-
2022年8月26日 連続1000日を達成しました 2年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 2年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 2年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 2年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 2年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 2年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 3年前