ニオイタチツボスミレ〈匂立坪菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3~5月。 花にかすかな芳香があることによる。 ほぼ日本全土に分布し、
開けた草地やまばらな落葉樹林下など、明るく乾いた環境を好む。
花期の根生葉と茎葉は、ともに長さ1.5~3cmの卵形で、基部は心形。
花のあとの茎葉は細長くなる。
花は直径1.5~2cmで、花弁が重なり合うように咲き、濃紫色~紅紫色。
花弁の基部の3分の1くらいが白いので、花の中心が白く抜けて見える。
秋吉台の日当たりのよい草原や林縁で
かわいいニオイタチツボスミレの花がにぎやかな季節になりました。
【 風がなく、ポカポカと暖か ― とてもよく匂いました!】
08年4月3日 撮影
スギ花粉症の季節と重なるので、滅多に匂うことができなかった私ですが、
嗅覚の鋭い友人が「うっ!」と、顔をそむけるほど匂った様子なので試してみたら、
とても優しい懐かしい香りがしました。この香りが何だったのか思い出せません。
【こちらは・・・】
08年4月3日 撮影
友人は「うーん、いい匂い」でしたが、私は駄目でした。
かすかに風が吹いていたせいかも知れません。
【花弁が重なり合うように咲き、濃紫色~紅紫色】
08年4月1日 撮影
「花弁の基部の3分の1くらいが白いので、花の中心が白く抜けて見える」
08年3月21日 撮影
「植物体、特に花柄に微毛があるのも識別のポイント」
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マルバタチツボスミレ〈丸葉立坪菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3~5月。
タチツボスミレとニオイタチツボスミレの交雑種。比較的よく見つかる交雑種で、
両親のタチツボスミレとニオイタチツボスミレの中間的な形態をしている。
同定して1年後、季節が巡ってきて、昨年見つけた花を見つけられるか
不安なのはどの植物も同じですが、マルバタチツボスミレは大丈夫でした。
【 ① マルバタチツボスミレです】
08年4月3日 撮影
【 ①を拡大しました 】
08年4月3日 撮影
【 ①を上から撮りました ― 葉を 】
08年4月3日 撮影
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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