たこさんの秋吉台日記

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9月16日 ツルニガクサ

2008年09月16日 | Weblog

ツルニガクサ〈蔓苦草〉(シソ科 ニガクサ属) 花期は7~9月。
山地の木陰に生える高さ20~40cmの多年草。
葉は対生し、長さ1~2cmの柄があり、長さ4~10cmの長楕円形で、
全面に腺毛がある。
花序は長さ3~5cm、密に淡紅色の唇形花をつける。
花冠は長さ8~10mm。
萼は全面に腺毛があり、先は5裂する。

「ルニガクサ?」と、友人Mさんに教えてもらった場所で撮ってきました。

ニガクサにそっくりだが

08年9月14日 撮影


08年9月16日 撮影
葉の鋸歯はニガクサよりやや少なくて大小揃わず


08年9月14日 撮影
「葉の基部が広いくさび形になるものが多い」

【葉の表面を拡大しました ― 全面に腺毛がある


08年9月14日 撮影
【葉の裏面を拡大しました ― 全面に腺毛がある


08年9月14日 撮影
【花序を】


08年9月16日 撮影
【③上の画像を拡大しました ― 萼は全面に腺毛がある


08年9月16日 撮影
(ニガクサの萼はほとんど無毛)

ニガクサとは違って全草に腺毛が生えているので「ツルニガクサ」と同定しました。
9月9日に書いた場所のはニガクサでしたが、
ほかの、ニガクサとして見てきた中にツルニガクサがあるかもしれません。

「萼の腺毛」と、
「ツルニガクサの萼の歯は果時には内側に曲がって、萼の口元閉じるようになる」
という特徴から、どちらなのか調べていきたいと思っています。

情報を下さったMちゃん、本当にありがとうございました。

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