たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

8月8日 ニガガシュウ

2007年08月08日 | Weblog

ニガガシュウ〈苦何首烏〉(ヤマノイモ科 ヤマノイモ属) 花期は8~9月。
地下にある球形の塊根やムカゴが苦く、葉の形がツルドクダミ
(何首烏:カシュウ)に似ているのでニガガシュウの名がついた。
暖地の山すそや川岸に生えるつる性の多年草。地上部は1年生。
葉は長さ幅とも5~13cm、ほぼ円形で、下部の左右が張り出さず、
葉柄の基部に縮れたひれのあることと、のちにむかごができるのが特徴。
花は紫色を帯び、花序は皆垂れ下がる。
 
一昨年・昨年と、2年続けて秋に雌花の名残と果実らしいものを見てきた
ニガガシュウですが、8月5日、とうとう雄花を見つけることができました。

【これまで見てきた場所とは別の林縁で】

07年8月5日 撮影
今年7月7日に見つけたつるを見に来たところ・・・
【開花したばかりの雄花が見えました】


07年8月5日 撮影
感激が強すぎたのか、画像は全部ピンボケでした。

【撮り直しに来ました】

07年8月8日 撮影
【一番開いていた花序を】

07年8月8日 撮影
「花は紫色を帯び、花序は皆垂れ下がる」
【上の画像を拡大しました】

07年8月8日 撮影
花序は小さく、花数は少ないのですが、
八丈島の櫻井さんが送ってくださった花と同じです!

【別の花序】

07年8月8日 撮影
【上の画像を拡大しました】

07年8月8日 撮影
開花確認して3日後でこの状態。ゆっくりと開花していくのでしょうか?

【2年続けて果実らしいものを見つけた場所では】

07年8月8日 撮影
【上の画像を拡大しました】

07年8月8日 撮影
これは、若い花序でしょうか。今年こそ雌花が見られるように頑張ります。

雌雄異株で、雌株は少なく、生育している地域とみられない地域がある。
雌株がなくてもムカゴで繁殖する」


最新の画像もっと見る