たこさんの秋吉台日記

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8月7日 マツバイ

2007年08月07日 | Weblog

マツバイ〈松葉藺〉(カヤツリグサ科 ハリイ属) 花期は6~9月。
細い糸状の茎を松葉に例えたもの。
水田や湿地に普通に生える高さ3~7cmの小さな1年草。
細い地下匐枝を出して群生する。
小穂は茎の先に1個つき、長さ2~4mmの狭卵形で、
赤褐色を帯びた鱗片が数個つく。

【休耕田で群生しています】

07年8月2日 撮影

【上の画像を拡大しました】


07年8月2日 撮影
確認しているハリイとは違うように思いながら、何かを確かめないままでした。

【一念発起!】


07年8月5日 撮影
ハリイには根茎がなく、マツバイには糸状の細い匐枝があるのがポイント。
ひとかたまりを抜いて、持ち帰りました。

【泥を洗い落として、水に浮かべて撮りました】


07年8月7日 撮影
水中でないと、根がくっつきあってしまうのです。

【上の画像を拡大しました】

07年8月7日 撮影
茎が匐枝でつながっていることが分かります。
【もう少し頑張って ― この茎の長さは2cmほどです】


07年8月7日 撮影
「糸状の細い匐枝があり、茎の基部は膜質の葉鞘に包まれる」

【小穂 ― 「ネイチャースコープ ファーブルフォト」で】


07年8月7日 撮影
「小穂は長さ2~4mmの狭卵形で、赤褐色を帯びた鱗片が数個つく」

* * *
この類の植物の同定は、「よーし、やるぞ!」と、
気合いが入ったところで一気にやらないとできない私ですが、
マツバイの同定ができました。 やれやれ。


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