ハキダメギク〈掃溜菊〉(キク科 コゴメギク属) 花期は5~11月。
東京世田谷のはきだめで初めて見つかったことによる。牧野富太郎の命名。
熱帯アメリカ原産の1年草。
茎は直立し高さ15~60cm、基部で分枝し花柄と共に開出毛ときに腺毛がある。
葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり、
縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある。
上部の枝先に直径約5mmの頭花を1個ずつつける。
頭花は周りに白色の舌状花が普通5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。
総苞片は半球形。 舌状花の冠毛は芒状で花筒とほぼ同長である。
【 コゴメギクを知ってから撮ったハキダメギクです 】
08年8月2日 撮影
【上の群落から1本を 】
08年8月2日 撮影
【 葉は対生し、卵形~卵状披針形で、顕著な3行脈があり 】
08年8月2日 撮影
【 縁には波状の低い鋸歯があり、両面に毛がある】
08年8月2日 撮影
* * * * * 以下は、ネイチャースコープ 『ファーブルフォト』で撮影しました * * * * *
8月11日に撮影した同じ場所ではなくなっていたので、近くで採取した頭花です。
【 筒状花 】
08年11月10日 撮影
(果実を含めたこの筒状花の長さは約3mmです)
【 舌状花 ― 若い花】
08年11月10日 撮影
(果実を含めたこの舌状花の長さは約5mmです)
「舌状花の冠毛は芒状で、花筒とほぼ同長である」
【 舌状花 ― 咲き進んだ花 】
08年11月10日 撮影
「舌状花の冠毛は芒状で、花筒とほぼ同長である」
なお、筒状花は分離しやすいのですが、
舌状花の分離は花弁が離れやすくて失敗が多く、同じ頭花のものではありません。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
《ホームページの表紙へ》