たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

11月21日 アカメヤナギ

2006年11月21日 | Weblog

アカメヤナギ〈赤芽柳/別名マルバヤナギ〉(ヤナギ科ヤナギ属) 花期は5月。
湿地に生える高さ10~20mになる落葉高木。雌雄別株。
平野部を流れる大きな川沿いに普通に見られる。
葉が展開したあとに開花する。日本のヤナギ属の名かでは最も花期が遅い。

この木を目にして4年目、やっと「このヤナギは何ヤナギ?」と、調べました。
ヤナギとは分かっても、見てきたサイコクキツネヤナギ・ジャヤナギ・ヤマヤナギ
の特徴を把握していなかったので、ほかのヤナギに向かい合えなかったのです。
【アカメヤナギの古木です】


06年11月21日 撮影
「高さより枝張りのほうが大きく、樹冠は平たい円形になる」
【葉身は長さ5~15cmの楕円形】


06年11月21日 撮影
「ふちには先端が腺になった小さな鋸歯がある。裏面は粉白色で無毛」
【冬芽】


06年11月21日 撮影
「日本のヤナギ属のうち、アカメヤナギだけは冬芽の芽鱗が帽子状ではない」
【托葉】


06年11月21日 撮影
「円形で大きく、遅くまで残りよく目立つ。ふちには鋸歯がある」
【樹皮】


06年11月21日 撮影
「灰褐色で縦に割れる」

開花確認に追われる日々から解放された今、まだ確認していない植物がない
か見て回る作業を始めて、まず葉を落とす前の落葉樹を見て歩いています。
先日のニシキギ・コリヤナギに続いて3種目、春までに貯金を増やさないと。


* * * * *
【おまけ ― 今日の秋吉台(午後4時過ぎ)】


06年11月21日 撮影
この暖かな日差しも今日までで、明日からしばらく雨や曇りの日が続くそうです。


最新の画像もっと見る