たこさんの秋吉台日記

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11月22日 イヌガラシ・スカシタゴボウ

2006年11月22日 | Weblog

イヌガラシ〈犬芥子〉(アブラナ科 イヌガラシ属)) 花期は3~12月。
道ばたや草地に生える高さ10~50cmの多年草。
葉は大小不ぞろいの深い鋸歯があり、下方の葉は羽状に裂けるものもある。
花は黄色の十字形花で直径4~5mm。
果実は長さ1.6~2cmの細長い円柱形で、上方に湾曲する。
 

イヌガラシは、3月に開花したあと年を越して咲き続けた年もありましたが、
昨年秋に咲き終わり、今年3月27日に開花を確認し、今もこんなにきれいです。


06年11月22日 撮影
【上の画像を拡大しました ― 葉】


06年11月22日 撮影
「大小不ぞろいの深い鋸歯がある」
【果実をつけながら花も咲き続けています】

06年11月22日 撮影
「果実は長さ1.6~2cmの細長い円柱形」
【花を 】

06年11月22日 撮影
「花は直径4~5mm」

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スカシタゴボウ〈透し田牛蒡〉(アブラナ科 イヌガラシ属) 花期は1~12月。
水田や道ばたの湿地に生える高さ35~50cm2年草。根生葉は羽状に裂け、裂片はさらに粗く切れ込む。茎葉は上部のものほど裂け方が浅い。花は黄色い十字形花で直径約3~4mm。果実は長さ5~8mm。

スカシタゴボウは、イヌガラシと比べて葉の裂け方が深く、花が小さめです。
花は厳寒の冬には小形ですが、いつもどこかで咲き、1年中見ることができます。


06年11月22日 撮影
【葉】

06年11月22日 撮影
「根生葉は羽状に裂け、裂片はさらに粗く切れ込む」
【果実と花】

06年11月22日 撮影
「果実は長さ5~8mm」
【上の画像を拡大しました】

06年11月22日 撮影
「花は直径約3~4mm」

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【おまけの花 ― ゲンゲ】


06年11月22日 撮影
公園内にある田のそばで咲いていました。

コハコベ・ウシハコベ・ナズナの仲間・トキワハゼ・オオジシバリ・ノゲシ・オニノゲシ・オニタビラコ・ヒメジョオン・セイヨウタンポポなどは春から咲き続けています。
夏に終わったホトケノザ・オオイヌノフグリ・ムラサキサギゴケ・キランソウ・ヤマ
アイ・シロバナタンポポ・ノミノフスマ・なども再開花。冬の寒さ次第で咲き続け
る花と消えるものがありますが、図鑑にある花期とは随分違うことは確かです。


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