よく似たこの2種は似た環境にある普通種ですが、
秋吉台では、イワガネゼンマイのがよく目につきます。
イワガネゼンマイ〈岩が根銭巻〉(ホウライシダ科) 常緑性。
根茎には茶褐色の鱗片がある。
大きな葉は1mを越え、葉柄は葉身とほぼ同長、
背側が暗紫色を帯びることが多い。
葉身は卵状長楕円形、やや厚い堅い皮質。
羽片や小羽片の先は急に細くなって尾状に伸びる。
側脈は1~2回叉状に分岐して平行に並ぶ。
胞子嚢群の先端は、葉縁から5mmほど離れた線に揃うのが普通。
全国の山地林中に生じ、暖地に多い。
【イワガネゼンマイ】
07年11月11日 撮影
【ソーラスは葉脈上につくが編目を作らない】
07年11月11日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年11月11日 撮影
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イワガネソウ〈岩が根草〉(ホウライシダ科) 常緑性。
葉の大きさ・色・葉質などはイワガネゼンマイに似ているが、
葉身は長卵形または広卵形、羽片・小羽片は次第に細くなってとがり、側脈は結合して、中肋に斜めに細長い網の目を作り、胞子嚢群の先端は不揃いで、葉縁に近づくことが多い。
本州・四国・九州の山地林中に生じ、暖地に多い。
【イワガネソウ】
07年11月29日 撮影
たまたま見つかったのが小さな葉で、イワガネゼンマイと大きさは変わりません。
【イワガネソウ】
07年11月29日 撮影
【葉脈は全部編目となる】
07年11月29日 撮影
肉眼では網目が見えず、ルーペで確認しました。
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