イスノキ〈柞/別名ヒョンノキ・ユスノキ〉(マンサク科イスノキ属) 花期は5月。
暖地の常緑樹林内に生える高さ10~20mになる常緑高木。ふつう雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ4~9cmの長楕円形。基部はくさび形で、ふちは全縁。
葉腋に円錐花序を出し、上部に両性花、下部に雄花がつく。
両性花には褐色の毛におおわれた雌しべがあり、上部は2裂する。
雄しべは5~8個あり、葯は紅色。
雄花では雌しべは退化し、雄しべの花糸も短い。
昨年見つけた自生のイスノキの様子を、昨日、今年初めて見に来ました。
同行してくれた友人Tさんは、鳥見用のフィールドスコープを持参、約1時間後に、
「花かどうかは分からないけど、ちょっときてみて」と。
スコープを覗いたら、20倍の大きさで花序が見えます。
「やった、ありがとう」。
【 ① フィールドスコープと同じ位置から、300mm望遠レンズで 】
08年5月16日 撮影
【 葉は互生。葉身は長楕円形。基部はくさび形で、ふちは全縁 】
08年5月16日 撮影
【 木化した虫えい ― たくさんついています 】
08年5月16日 撮影
「木化し虫がいなくなった虫えいを吹くと、ヒョウと鳴るので、
ヒョンノキの別名がある」
【 樹皮 】
08年5月16日 撮影
【 ② ― ①を拡大しました 】
08年5月16日 撮影
何枚も撮って、一番ピントが合っているのがこれで、100%拡大しました。
【 ③ もう少し大きく撮れないか、思い切って1人で今日 】
08年5月17日 撮影
昨日の①より5m近づき、約2m下った所からで、以下の画像はこの位置から。
【 ②の左上に写っている花の跡ですね 】
08年5月17日 撮影
【 花序 ― ③の右下方で 】
08年5月17日 撮影
【 咲き終わり? ― ③の下方で 】
08年5月17日 撮影
【 奥の方につぼみもありました 】
08年5月17日 撮影
イスノキの場所は、滑りやすく命がけで下りる崖の途中です。
足場をかため、クラクラしないようにそばの木に体を預けて、
先ず双眼鏡で目標を定めてから、肉眼では見えない花を撮ること110枚。
撮り終えたらカメラをまたザックに収めて、四つんばいで崖をよじ登りました。
怖かった・・・。 これで今年は諦めますが、来年こそ!
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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