ヒメワラビ(ヒメシダ科 ヒメシダ属) 夏緑性。
根茎は短く斜上し、葉は叢生する。
葉身は3回羽状深裂、広卵状長楕円形、羽片にははっきりした柄がつく。
小羽片は無柄、基部は斜めに広いくさび形、
末端のものは裂片が羽軸に流れて合着する。
大きな小羽片の裂片は鈍鋸歯縁から羽状浅裂。
葉面は黄緑色から淡緑色、草質。
葉柄から葉面にかけて植物体の様々なところに毛がある。
胞子嚢群は裂片の中肋と辺縁の中間につき、包膜は小さい円腎形、毛がある。
宮城県以南、新潟県以西の各地の山野に普通に生じる。
花が出尽くした晩秋からほとんどシダ植物ばかりを見てきて、一つ一つを確実
に把握していないと、新しく見つけることができないことをつくづく感じています。
最近、林縁で2~3回羽状の夏緑性のシダが半分しおれた状態で横たわって
いるのを見て、時期ははずれていますが、頭の整理を兼ねて書くことにしました。
【 ① 秋吉台では「林縁に普通」のヒメワラビ】
07年11月1日 撮影
「葉身は3回羽状深裂、広卵状長楕円形」
【上の画像を拡大しました】
07年11月1日 撮影
「羽片にははっきりした柄がつく」
「小羽片は無柄、基部は斜めに広いくさび形」
【 ② 1月でも元気な葉がありました】
08年1月14日 撮影
【 ②の葉裏】
08年1月14日 撮影
「羽片にははっきりした柄がつく。小羽片は無柄」
【上の画像を拡大しました】
08年1月14日 撮影
「大きな小羽片の裂片は鈍鋸歯縁から羽状浅裂」
「胞子嚢群は裂片の中肋と辺縁の中間につく」
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