昨日、11月22日、ムラサキホウキギクを確認しました。
これを新しく見つけた花に加えるために、これまで見てきたはずのホウキギク・ヒロハホウキギクが間違いなくそうなのかか調べることとし、画像を点検しました。
ホウキギク〈箒菊〉(キク科 シオン属) 花期は8~10月。
細かく分かれた上部の枝をほうきに見立てたもの。北アメリカ原産の1年草で、
明治末期に大阪で発見され、現在では各地に雑草化している。
茎はよく分枝し、高さ50~120cmになる。花序の枝は30~50度で斜上する。
葉は基部から先端までほぼ同じ幅の線形で、基部は少し茎を抱く。
頭花は直径4~5mm。舌状花は白色、まれに淡紫色。冠毛は筒状花より長い。
頭花にあいまいな画像が多く、冠毛の長さで同定できなかったものの、
頭花が非常に小さいことと、葉の特徴からホウキギクと確認しました。
【花序の枝は30~50度で斜上する】
04年8月17日 撮影
05年9月22日 撮影
【頭花は直径4~5mm、総苞は円筒形】(上の画像を拡大しました)
05年9月22日 撮影
【葉は基部から先端までほぼ同じ幅の線形で】
05年8月26日 撮影
【基部は少し茎を抱く】(上の画像を拡大しました)
05年8月26日 撮影
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ヒロハホウキギク〈広葉箒菊〉(キク科 シオン属) 花期は8~10月。
北アメリカ原産の1年草で、ホウキギクの基本種。1960年代に北九州で気づか
れ、80年代以降に増加し、関西ではホウキギクと置き変わっている場所が多い。
ホウキギクに似ているが、花序の枝が広がり60~90度、頭花が大きく、葉は幅が広く、先端がとがり、基部は茎を抱かない。冠毛は筒状花より短い。
花序の角度が不足気味ですが、頭花が大きかったことを覚えているし、
葉の特徴からヒロハホウキギクと確認しました。
【ヒロハホウキギクの画像は、全て同一株のものです】
05年8月25日 撮影
05年8月25日 撮影
【舌状花が淡紅桃色で冠毛より長い】
05年8月26日 撮影
【葉は幅が広く、中央部が最も広い】
05年8月25日 撮影
【基部は茎を抱かない】(上の画像を拡大しました)
05年8月25日 撮影
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新しく見つけたムラサキホウキギクは、ホウキギクとヒロハホウキギクの雑種です。
これまで見ていたホウキギク・ヒロハホウキギクは、純粋なものではないにしても、
両者の特徴が入り混じっているとまでは、思いませんでした。
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