秋吉台では、オオアリドオシは数カ所の比較的明るい林縁で多く見られますが、
アリドオシは林の奥で群生していますが、私は1カ所の林でしか見ていません。
今年は、アリドオシの果実の画像を忘れないように、頑張りました。
アリドオシ〈蟻通し〉(アカネ科 アリドオシ属) 花期は5月。
山地のやや乾いた林内に生える高さ30~60cmになる常緑低木。
枝には長さ1~2cmの刺針が多い。刺は葉と同長または長い。
葉は対生。大小2形が交互につく。葉身は長さ1~2.5cmの卵形で、縁は全縁。
枝先や葉腋に白色の花を2個ずつつける。
花冠は長さ約1cm漏斗形で、先は4裂し、裂片は長さ約3mm。
果実は核果。直径約4~6mmの球形で、11~1月に赤く熟す。
【アリドオシの今】
06年11月29日撮影
【上の画像を拡大しました】
06年11月29日撮影
「果実は直径約5~6mmの球形で、先にとがった萼片が残る」
【こんな時もありました ― 花期のアリドオシ】
06年5月19日撮影
「刺は、葉と同長または長い」
【上の画像を拡大しました】
06年5月19日撮影
「花冠は長さ約1cm漏斗形で、先は4裂する」
* * * * *
オオアリドオシ〈大蟻通し/別名ニセジュズネノキ〉(アカネ科 アリドオシ属)
花期は4~5月。
山地の林内に生える高さ30~70cmになる常緑低木。
刺はアリドオシより短く、長さ3~10mmで、葉の半分以下の長さしかない。
葉は対生。大小2形が交互につく。
葉身はアリドオシよりやや大きく、長さ2.5~4cmの卵形。
花冠は長さ約1.5cm漏斗形で、先は4裂する。果実は直径7~8mmの球形。
【オオアリドオシの今】
06年12月22日撮影
【上の画像を拡大しました】
06年12月22日撮影
「果実は直径7~8mmの球形で、先にとがった萼片が残る」
【こんな時もありました ― 花期のオオアリドオシ】
06年5月11日撮影
「花は葉腋に2個ずつつく(アリドオシも同じ)」
【上の画像を拡大しました】
06年5月11日撮影
「花冠は長さ約1.5cm漏斗形で、先は4裂する」
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