アリノトウグサ〈蟻の塔草〉(アリノトウグサ科 アリノトウグサ属)
花期は6~8月。
小さな花をアリに、草全体を蟻の塔(アリ塚)に例えたものという。
日当たりのよい山野のやや湿った所に生える高さ10~30cmの多年草。
葉は対生し、長さ0.6~1.2cmの楕円形で、鈍い鋸歯がある。
花はごく小さく、茎の上部に点々とつき、下向きに咲く。
雄しべが先に成熟し、花弁と雄しべが落ちると赤い羽毛状の雌しべが伸びてくる。
周りの草丈が短い草原で、赤褐色を帯びた、細いアリノトウグサが生えています。
ササバランが咲いているそばで、よく、アリノトウグサが見られましたよね?
① 06年7月25日 撮影
【①を拡大しました】
06年7月25日 撮影
「花は萼片4、花弁4、花弁は黄褐色~赤褐色で、
ルーペでやっと形が分かるほどのもの」
【同じく、①を拡大しました】
06年7月25日 撮影
「開花すると、先ず雄しべ8本が垂れ下がって黄色い花粉を風に送り・・・」
【雌性期の花を、勘だけを頼りに撮りました】
② 06年7月27日 撮影
【②を拡大しました】
06年7月27日 撮影
「次いで花弁が散り落ち、雌しべが代わりに伸びてくる。柱頭は紅色で羽毛状」
この時期に草原を歩いていて、アリノトウグサを撮りたくなることが何回かあり、
そんな時は逆らわずに、気合いを入れて撮ることにしています。
* * * * *
今夜から3日間、ハイキングツアーに参加して気分転換してきますので、
秋吉台日記はお休みいたします。
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