ナンテン〈南天〉(メギ科 ) 花期は6~7月。
暖地の山野に自生もあるが庭木としてよく植えられている。
茎は叢生し、高さ2mになる常緑低木。
葉は3回羽状複葉で、茎の上部に集まって互生する。
小葉は長さ3~8cmの広披針形で革質。
表面はやや光沢があり、先は鋭くとがり、ふちは全縁。
枝先に大形の円錐花序を出し、直径6~7mmの白い花を多数つける。
花被片は3個ずつ輪状に多数並び、内側のものほど大きく、
最も内側の6個は花弁状になる。雄しべは6個で葯は黄色。雌しべは1個。
果実は液果。直径6~7mmの球形で、10~11月に赤く熟す。
【 今年、ナンテンの赤い実も賑やかでした ― 林縁の岩場で 】
08年11月28日 撮影
好石灰岩植物のナンテンは、秋吉台の至る所で見られますが、燃えやすいため
山焼きが行われる草原では、石灰岩の割れ目でたまに見られる程度です。
【 葉は3回羽状複葉で、茎の上部に集まって互生する 】
08年11月28日 撮影
「小葉は広披針形で革質。先は鋭くとがり、ふちは全縁」
【 果実はびっしりと混み合ってついていました 】
08年11月28日 撮影
【 野鳥に食べられたのか、実が大分減ってきました ― 秋芳洞近くの林縁で 】
08年12月20日 撮影
【 液果は直径6~7mmの球形で、10~11月に赤く熟す 】
08年12月20日 撮影
* * * * * こんな時もありました * * * * * *
【 08年6月28日の日記より 】
08年6月27日 撮影
【 花被片は3個ずつ輪状に多数並び、最も内側の6個は花弁状になる 】
08年6月27日 撮影
「雄しべは6個で葯は黄色。雌しべは1個」
日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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