マユミ〈真弓〉(ニシキギ科 ニシキギ属) 花期は5~6月。
枝がよくしなうので弓を作ったことによる名。
山地の林縁に生える高さ3~5mになる落葉小高木。
葉は対生し、長楕円形で、ふちには細かい鋸歯がある。両面とも無毛。
本年枝の葉より下の芽鱗痕のわきから集散花序を出し、
緑白色の小さな花を1~7個つける。花は直径約1㎝。
果実は果。直径約1cmの倒三角形で10~11月に淡紅色に熟し、
4裂して橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。
【 ① 日当たりのよい草原で 】
08年11月22日 撮影
【 ② ― ①と同じ(ネムノキのすぐそばに生えています) 】
08年11月22日 撮影
【 ③ ― ①と同じ 】
08年11月22日 撮影
【 ④ ― ①と遊歩道をはさんで数メートルのところ 】
08年11月22日 撮影
【 ⑤ ― ④と同じ 】
08年11月22日 撮影
* * * * * * 【 こんな時もありました 】 * * * * * *
マユミの花の記述は、図鑑によって異なります。
【樹に咲く花 】
花柱は長短2タイプがあり、
花柱が短いタイプは雄しべが長く、花柱が長いタイプは雄しべが短い。
【日本の樹木】
雌雄異株。雄花では花糸が長く、雌花では花糸が短い。
【原色日本植物図鑑】
花柱の長い花では花糸は0.25~0.5mm、
花柱の短い花では花糸は1.5~2mm。
花柱の長短から雄花・雌花に区別し、雌雄別株にしている ― 【日本の樹木】
花柱の長短があることだけ書いている ― 【樹に咲く花 】【原色日本植物図鑑】
【 ⑥ 今年林縁で 】
08年5月22日 撮影
(この日からカメラをEOS 5Dに持ち替えたので、拡大に耐えられない画像です)
【 ⑦ 上の画像を拡大しました ― 花柱が短い(花糸が長い)タイプ 】
08年5月22日 撮影
【 ⑧ ― 花柱が長い(花糸が短い)タイプ 】
06年5月23日 撮影
【 ⑨ 2つのタイプの花が混在 】
05年5月16日 撮影
【 ⑩ ― ⑨を拡大しました ― 花柱が短い(花糸が長い)タイプ 】
05年5月16日 撮影
【 ⑪ ― ⑨を拡大しました ―花柱が長い花が写っています 】
05年5月16日 撮影
簡単に書けるはずだったマユミ。
図鑑によって花の記述が違うので、この日記を書くのに3日かかりました。
マユミは雌雄別株なのか、雄花雌花の区別がない両性花なのか。
⑨は、撮影日の記録ノートから、クロミノサワフタギ近くの大きな木と
いうことが判明したので、その木の果実の様子を先ず見てきます。
日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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