サルトリイバラ〈猿捕茨/別名ガンタチイバラ・カカラ〉(ユリ科 シオデ属)
花期は4~5月。
山野に普通に見られる、落葉つる性半低木。雌雄別株。
茎に鈎状の刺があるのでこの名がついたらしく、
この刺と、柄の基部にある巻きひげで他のものに絡みついて茎を伸ばす。
葉は互生。葉身は円形~楕円形で、先は小さくとがり、ふちは全縁。
葉の展開と同時に散形花序をだし、直径5~7mmで淡黄緑色の花を多数つける。
花被片は6個、外側の3個は楕円形で大きく、内側の3個は被針形で小さい。
果実は液果。直径7~9㎜の球形で、10~11月に朱赤色に熟す。
西日本では葉を団子を包むのに使う。
【 林縁で 】
08年11月20日 撮影
【 液果。直径7~9㎜の球形で、朱赤色に熟す 】
08年11月20日 撮影
* * * * * * 【 こんな時もありました 】 * * * * *
【 日当たりのよい草原で 】
08年8月24日 撮影
【 雌株 ― 日当たりのよい草原で 】
08年4月15日 撮影
【 上の画像を拡大しました ― 雌花序 】
08年4月15日 撮影
「雌花 ― 花柱は基部から3裂する」
【 雄株 ― 日当たりのよい草原で 】
08年4月15日 撮影
【 上の画像を拡大しました ― 雄花序 】
08年4月15日 撮影
「雄花 ― 雄しべは6個」
日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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