酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

キアゲハ救出大作戦!

2005年06月27日 | 無農薬野菜作り
6月8日に このブログでご協力をお願いした「キアゲハの幼虫」

後輩のH夫妻と その仲間のお母さん方主催の事業が 成功裡に無事終了した

題して ”キアゲハ救出大作戦”

集まった子どもたちは A区立小3年生の40名

まずH君の簡単な説明を聞いてから グループを作り 畑の見学だ

あちこちで歓声があがる きゅうりがなっているのを初めて見た子

ニンジンを欲しがる子 さまざまだ

一番の興味は やはりアシタバの葉についていた 1ミリ以下のキアゲハの卵

「10日たつと幼虫が生まれ 5回の脱皮を繰り返し さなぎになります」

説明をしっかりメモしていた


畑見学後の勉強にも熱がはいった

たまご 幼虫をしっかり育ててくれる子には 里親になってもらう

成虫になったら 学校で空に放してもらう

そのための育て方の勉強もしてもらった 子どもたちの瞳が輝いた

食欲が旺盛なので食べ物は一杯あげること

アシタバ ニンジンの葉 パセリなどセリ科の植物

農薬の入っているものでは 死んでしまう

人間とキアゲハが共存できる環境つくりに努力すること

そのためには ”食べ物を残さない”作る人がいなくなり 薬を使うようになる

”安全な食べ物をさがすこと”近くで出来たもの 時期のものを食べること

H君の説明はわかりやすい 子どもたちに環境保全の大切さを 無理なく説いていた

付き添いの母親も しきりに頷いていた


開始前のエピソード

ケーブルテレビのカメラマンが取材のリハーサルをしていた時

カメラの前のアシタバに 突如 キアゲハが産卵のため現れた

あとで確かめると シッカリと黒い卵を産みつけたいた

あの蝶の前身は役者か!

大喜びの カメラマンとスタッフ一同だった


T君たちの活動はまだまだ浸透しにくいものがある

しかし 近年 環境問題に真摯に取り組む 若い世代が出現しつつある

きょうの取り組みも 子どもたちには 印象深い記憶となることだろう

持ち帰った幼虫が 成虫となり 大空を飛び回る光景を願って帰路につきました

ブログ友のみなさま ありがとうございました