ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

学生生活1ヵ月

2012-04-30 21:42:41 | その他の雑記

4月初から「通学定期」で専門学校に通い始めて1ヵ月になる。
1月に退職後、さまざま考えた末に「介護福祉士」の養成校(2年制・昼間)に入学したオヤジである。

同期生は60人ほど。半数近くが高校新卒かそれに近い年齢層で、ワシから見ると親子ほどの年齢差がある。1ヵ月たってもまだこの世代とはあまり会話が成立していない。

久々の本格的な学習で記憶力の衰えなどは否めないものの、おたがい頼りになるのが比較的年齢の近い層の方々で互助的共同体制が構築されつつある。
ちなみに男の1年生では57歳のワシが最年長。女性には2歳上のお姉さんがいらっしゃる。また、同じ科の2年生には5歳上の頼りになりそうな「兄貴」がいるのが心強い。

この道を選んだ理由としては3つ。
①今後の社会的必要性
②自分自身の老後に備える職業選択として
そして最大の理由は、③亡き両親、とくに母への思いゆえ

5年前、郷里の母は88歳で枯れるように天寿を全うして逝った。最期の2年を過ごした特別養護老人ホームを何度か訪ねた程度で、姉兄たちに任せっきりで何もしなかった。今も思い出すと胸が痛む。
だから、というほど単純ではないけれど、自分が介護の仕事をできるのか不安もあるけれど、だからこそやろうと思った。

これまでの1ヵ月と6月いっぱいまでは座学中心で、最初のデイケア実習が7月に予定されている。
ここがワシにとって第1関門となるだろう。

先週の土曜から明日、明後日を含めて学校は休みで9連休。東北など遠方から来ていて里帰り中の学生さんも多いかも。


連休に入る直前の金曜夜、妻は成田から息子たちのいるメルボルンに飛び立った。1週間の滞在予定。皆メルボルンに行ってしまい、ワシは留守番。
この状況を話すと、たいていは「じゃあさみしいでしょう」という反応が一般的。が、ランナーは全然違った。とくに女性ランナーは。

「いいなあ!」「ウラヤマシイ!!」「走り放題じゃないの!!」「ワタシと代わってくれない?」
その、心からの叫びは彼女たちが日々いかに苦闘しながらランニングを続けているかの裏返しの証明とも思え、グッときたオヤジであった。

というわけで、連休序盤の3日間のうち2回は刀水AC練習会。
土曜は、ラダーやミニハードルなどを用いた特設サーキットコースでの練習。
「他のどんなスポーツでも基本練習を重視して、みっちり取り組むのがあたりまえ。ところが市民ランナーの練習となると、基本練習も何もなくてただただ走るだけ。だから伸びない」と監督から指導あり。そのとおりです。
全員で取り組んでから各自のやり方で45分の自由練習。ワシは500m走+サーキットを6セット、かなり息上がる。

日曜は「第434回 月例川崎マラソン」に参加。今回で連続100回参加を達成した。(実際の出走は7割程度。欠場時は棄権届でつなぎ)

[3km]13分24秒 [5km]23分5秒 [10km]48分57秒

脚重く、最初の3kmでkm4分半がやっと。5kmは23分が切れず、10kmはkm5分ペースから終盤に若干上げるのが精いっぱい。

本日は刀水の4月最終練習会。恒例の5kmタイムトライアルはゴールデンウィーク特別企画(?)で連続3本実施。45分毎にスタートなので、たとえば22分で走れば次まで23分休める。

[1本目]21分38秒 [2本目]22分4秒 [3本目]23分15秒

見事なビルドダウンになってしまったが、前日の月例ではkm4分半で5km走れなかったことを思えば、まずまずの結果か。

一昨日のサーキットトレーニングで普段あまり使わない筋肉を動員したせいか、あまり経験のない腹筋の筋肉痛が強く出て、お腹を伸ばしたり咳払いしたりすると痛い。明日は休養だな。


☆オヤジの応援歌 ⑧
 たぶん最後の学生生活。できるかぎり何でも挑戦してみようと、思い切って部活も。自分にできるとは思えないが合唱部に入部。先週、最初の練習では先生と先輩にリードしていただいて15人の新入生とともに、懐かしいこの歌を思い切り声を出して歌った。気持ちよかったけど、はたしてこの先どうなるやら。

 ♪ We Shall Overkome (ジョーン・バエズ/1960) TAEKOさんバージョン

   ※この映像でTAEKOさんと並び前列で張りきって盛り上げているのがご指導いただくクーミン先生

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スポーツ指導者研修会

2012-04-22 22:49:01 | その他の雑記

土曜、「東京都スポーツ指導者研修会」に出席。
日本体育協会公認のスポーツ指導者資格さまざまあるなかで、僭越ながらワシも「陸上競技指導員」として認定を受けている。

2007年。所属する刀水ACの監督から取得を勧められ、「えーっ!?  体育1の運動音痴なのに」と内心驚きつつ、ともあれ半年にわたる全6回の講習をなんとか修了(ハードル走やハイジャンプなどの実技には難儀した)。2008年10月1日付けで認定いただくことができた。
4年毎に更新のための研修受講が義務づけられており、今年は初更新の年にあたる。

代々木のオリンピック記念青少年センターで開催された研修会には定員130名のほぼ全員が出席し満席状態。ワシより年配とお見受けする方々も多く、その元気さに圧倒される。トレーニングウェアに身を包んだ集団は迫力がある。

「水分補給」と「競技力向上」に関する2コマの座学の後、実技講習。今回は「キネシオテーピングの活用法」を2人1組になって演習した。
フルマラソンの大会などで、しばしば脚部などにピンクの派手なテーピングを施したランナーを見かけることがあり、かねてより関心はあったので、興味深い実習となった。

キネシオテーピングは、アメリカでカイロプラクター資格を取得して開業していた加瀬建造氏が考案。関節痛の多くは骨そのものの異常よりも、関節を動かす筋肉・筋膜に原因があることを究明し、伸縮性テープによるテーピング法を開発したという。
一般的にテーピングは故障部位の固定を主眼として伸縮性のないテープが用いられるのに対し、キネシオテーピングでは固定よりも筋肉の動きをサポートする。
用いられる伸縮性テープには薬剤などは塗布されていないのだが、テーピングにより痛みがやわらぎ、ランニングでも動きがスムーズになるため愛用されているようだ。ワシ自身はテーピング自体あまりしたことがないが。

講師先生の実演に従って、各自隣席の方とテーピング。腰、膝、踵からふくらはぎにかけてなど。伸縮性があるからといって、あまり引っ張らずに、押さえるように貼るのがコツ。伸ばすのは、貼る側の皮膚で、膝であれば少し曲げてやや皮膚が伸びた状態で貼っていく。均等に貼るのはけっこう難しい。
90分の演習はあっという間に終わり、更新講習は無事修了した。

帰途、せっかくなので隣接する代々木公園でジョグ。この週末は「アースデイ」に当たるため、テント村ができていて賑やかであった。

日曜はようやく校了したゲラを編集部へお届けラン。寄り道含めて約21km、2時間余。


☆オヤジの応援歌 ⑦
 ご縁あって微力ながら震災支援させていただいている宮城・女川から近況レポートをいただいた。3月には女川2中で卒業生2人の卒業式が挙行されたとのこと。震災後1年間、ほとんど復旧の手つかずのままだった島の母校での卒業式開催は大変だったようだが、それだけ感動も大きかったに違いない。
この日、卒業の歌として歌われたのがこの歌。

   君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
   きっと今は 自由に空も飛べるはず
   夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
   ずっとそばで 笑っていてほしい
   ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
   ずっとそばで 笑っていてほしい


 ♪ 空も飛べるはず (スピッツ/1994) 中学生合唱バージョン

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土日2連戦

2012-04-15 18:02:46 | レース

土曜はフル、3時間56分29秒。かろうじて4時間は切った。
日曜は5km、22分34秒。km4分半ペースに届かず。

3月の大山登山レース以来1ヵ月ぶりのレース。
土曜日に初参加したのは、「第7回 戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」(埼玉)。
メイン種目の70kmが朝8時にスタートした1時間後、9時5分頃にフルの部スタート。
人造湖である彩湖を周回する1周4.652kmのコースをフルは9周+327m、70kmは15周+220m。
前夜からの冷たい雨が降り続き、時折り風が吹きわたるといっそう寒さが身にしみる。

タイムを狙って走れる状態ではないので、当初考えたのは30kmまでkm6分ペースで行き、そこからkm5分ペースでゴールして4時間を切るというプラン。
実際に走りだしてみると、どれほどゆっくりペースで行ったとしても終盤にペースを上げるのは難しそうな予感が。
最低限4時間は切りたいので、リミットペースのkm5分40秒を超えないよう、1周26分20秒以内を目安に周回を続けた。ラスト3周は、本来ならkm5分ペース、1周23分15秒以内で走らなければならないところだが、結局一度も23分台はなく、ラスト1周は脚にきてkm6分近くまでペースダウン。ほぼ予想どおりの展開で、なんとか4時間以内でゴールした。

[周回ラップ]
29'38"(+327m)ー26'03"ー25'06"ー26'17"ー25'07"ー26'39"ー24'13"ー25'32"ー27'48"

終始風雨にさらされる厳しいレースとなったものの、スポーツエイド・ジャパン主催大会の名物ともいえる豪華「これでもかエイド」は健在で励みになった。とりわけ、ワシの好物おしるこには元気が出た。
帰路につくランナーのうち、足をひきずるようにつらそうに歩く方々の多さが目についた。どの大会でも目にするけれど今回は妙に多い印象で、急な寒さぶり返しの影響もあったのかも。

一夜明けて本日は「第2回 大井中央海浜公園スポーツの森ロードレース」(東京・大田区)5kmの部に昨年に続いて参加。昨年はこの時期ほとんどの大会が震災の影響で中止になるなか第1回大会が開催された記憶も強く残っている。
9時、5kmの部が大井競技場内からスタート。外周コース2.5kmを2周する。フル翌日の重い脚で精一杯走ったが、km4分半ペースに届かず。

前回に続き、ゲストランナーのお一人が刀水ACでご指導いただいている「よしこコーチ」。41歳時に東京国際女子マラソンで2時間42分18秒の自己記録(18位) をマークしたすごい方だが、少々翔んでるところがあって今日もスタート2分前に号砲を誤射したのはご愛嬌。「ごめんね」ポーズに皆笑い、緊張がほぐれたのは人柄ゆえだろう。

5kmレースで「完走」を本気で目標にしたのはたぶん初めて。タイムはともかく、ゴールまで走れてホッとした。

5kmの後、10kmが「女子」「一般男子」「壮年男子」の3部に分かれて時差スタート。応援に回りたかったが、メルボルンで暮らし始めた高1息子から「これが必要、あれも必要」と連絡あり、親が買い出しに行かねばならず会場を急ぎ後にする。
長野、かすみがうらの2大マラソンに出走された方々の結果はいかに?

☆オヤジの応援歌 ⑥
 週末の朝日新聞別刷り1面「うたの旅人」で紹介されていたのがZARDの永遠の名曲。
直筆詞作ノートの写真も掲載されており、推敲の跡が心にしみる。

 ♪ 負けないで (ZARD/1993)




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雨の成田空港

2012-04-11 23:33:19 | 家族・交友

今夜、下の息子が成田から飛び立った。

夕方から雨は次第に強まったがフライトに影響するほどではなく予定通りの出発。
出国ゲートでようやく旅立ちの実感が不意に湧いたのだろう、一瞬泣きそうな表情を見せつつ手を振って入っていった。

6年前、6歳離れた兄が同じく中学を出てすぐ高校留学へ。
あの時は、中学の卒業式直後(3日後)で大勢のクラスメイトに見送られてにぎやかな出発だった。

あれから6年。兄弟はオーストラリア・メルボルンで共に青春の日々を過ごすことになった。
それぞれの道を見つけ進みゆくよう、ただ祈るのみ。


ワシ自身も「新生活」が本格的に始まって、生活時間帯も大きく変わり、以前のように朝ランの時間を確保するのがいささか難しくなった。
これではいかんと今朝は午前4時に決起、正味1時間11km走った。
花散らしの雨、濡れた舗装路には桜の花びらが貼り付いていた。

☆オヤジの応援歌 ⑤
 卒業式の生徒全員合唱で息子が指揮したこの歌。

 ♪ 旅立ちの日に

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再会と別れの花見

2012-04-08 21:12:05 | 家族・交友

近所のお花見スポットは大盛況だった。満開の桜に誘われてわが家も珍しく3人そろって公園へ。

思いがけず、今春中学を卒業した息子が0歳から一緒だった保育園仲間と次々出会い、6家族合同で桜花の下、にぎやかな昼食会となった。
ちょうど息子は今度の水曜には兄のいるオーストラリアへ高校留学に出発するので、記念の送別会のようでもあった。

父親の一人はランナー、フルのベスト3時間27分でワシのライバル。今度の長野に出走とのことでマラソン談議に花が咲く。以前はかなり飲んでいたようだが、勝負レース1週間前とあって自制気味の様子。
きょうもここへ来る直前まで30kmをほぼレースペース2時間24分で走ってきたそう。一般的にはフル直前1週間で30km走は無謀というか、やりすぎだろう。が、さまざま試行錯誤してみるのはよいこと。自己記録更新への意欲満々と見た。刺激になる。
ワシは皆がそろうまで40分ほどジョグした程度。帰路、プールに寄る。

前日の土曜は刀水AC練習会に参加。先週の強風ほどではないものの次第に風が出てきた。
各自のペースで5km-3km-1km。間をそれぞれ500m、300mジョグでつなぐ。
結果は、23分32秒ー13分9秒ー4分12秒がやっと。フォームに課題ありそう。

☆オヤジの応援歌 ④
 下の息子が生まれた頃、大ヒット中だったこの歌。いま聴いても新鮮さを感じる。
 
 ♪ PRIDE (今井美樹/1996)

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ひまわり

2012-04-06 19:10:44 | その他の雑記

きょう、ある会場でこの歌「ひまわり」の合唱を聴き、もう涙あふれて止まらず。
帰宅してからも、YouTubeでTAEKOさんが歌う同曲の復興支援バージョンを聴きながらまた涙のオヤジであった。

「ひまわり」というタイトルの楽曲が多数ある中で、これは2001年にカズンが「ボランティア国際年」のサポートソングとしてリリース。その後、繰り返しカバーされている名曲である。


       ……私にできなくて あなたにできること
          足りないものが みんなあるから
          誰かを想う 愛になる
          
       ……約束をして どんな時でも
          決して 決して うつむかないで

       ……悲しい時は 泣いてください
          うれしい時には 歌をうたって
          咲いたひまわり 咲いたひまわり
          今年も あなたは 空に向かって


もともと涙もろいほうではあったけれど、近頃は何であれ「本気」に接すると心揺さぶられてしまう。
とりわけ圧倒的に不利な状況・条件下でも投げずあきらめることなく全力を尽くし役割を果たす、という姿(人に限らず物や自然でも) には胸が熱くなる。

新たな道を行く不安はずっとあるにせよ、前に進んでいこうと改めて思う。

昨日の3時間ゆっくりジョグでなんと筋肉痛。走力は残念ながらかなり落ちているようだ。
今朝はステップ昇降30分のみ。

☆オヤジの応援歌 ③
  歌詞がことのほか胸にしみてくる。  

  ♪ ひまわり (TAEKO)
   

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千鳥ヶ淵の桜

2012-04-05 22:16:53 | トレーニング

東京は気温20℃を超え、皇居・千鳥ヶ淵の桜も一挙に見頃となった。
お堀を挟み、向こうとこちらで呼びかわすように咲き合っている。

新しく物事を始めた時の関門「3日・3月・3年」のうち、最初の関門はクリアして4日目を迎えたオヤジである。
きょうは「仕事」が早く終わったので帰宅ラン、約25km3時間。途中、皇居の桜が見事に咲いており、そのまま通過してしまうにはあまりに惜しく。しばし寄り道して花見。
まだ夕方前だったがすでにブルーシートを大きく広げて陣取りが始まっていた。


今夜のNHK「ニュースウォッチ9」でも報道されていたとおり、4月初めは急性アルコール中毒で救急搬送が学生を主に激増する季節でもある。一気飲みの危険性はある程度知られてきてはいるものの、単に「イッキ、イッキ」と言わなければいいとか、口をこじあけて飲ませたわけじゃないから強制ではないといった言い訳やおざなりの認識が目につく。

大学側も事件があると、申し合わせたように一様に「飲酒の強制はなかった」とコメントするのが慣例のようになりつつある。
とんでもないことで、集団で飲酒すること自体が「場の圧力」となり、明白な強制力となりうる事実を直視しなければならない。

大学に入って間もないわが子をイッキ飲ませで亡くした親御さんの手記をこれまでに数多く読んできた。読むたびにその無念、その理不尽さにやりきれない思い、やり場のない憤りが痛切にこみ上げる。
そのような哀しすぎる事件がもうこれ以上起きないでほしいと切に願うのみ。
花見でも何でもかんでも飲む理由にしてしまう「飲んべえの論理」も見直してほしいものである。「盛り上げ=酒」という固定観念も。

 ⇒ イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン2012


☆オヤジの応援歌 ②
 桜ソングはたくさんあるけれど、胸にいちばん響くのはやっぱりこの歌かな。

 ♪ 桜 (河口恭吾/2003)
  

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春が来た on足柄峠

2012-04-01 19:35:47 | トレーニング

きょうから4月。
昨日の嵐と打って変わっておだやかな陽光の下、固かった桜のつぼみもほころび始めた。

通算35回目の足柄峠。足柄万葉公園まで往復する標準コース、26km。2時間13分33秒。
昨年10月にマークしたコース自己記録2時間14分25秒を半年ぶりにわずかながら更新した。

前回3/11にはまだ峠上には雪が残っており、雹(ひょう)だか霰(あられ)だか、氷の粒々みたいのまで降ってきて春は遠かった。
きょうは吹く風にも春の気配がした。

スタート地点のJR御殿場線山北駅を8時半に出発。ここはロンドン五輪マラソン代表・尾崎好美選手の出身地ゆえ、駅には写真入りの大きな祝賀横断幕あり。その後ろに映っているのが、いつもお世話になっている町営さくら湯が入る山北町健康福祉センター。

普段はもっと早く到着して荷物を背負って峠に向かうのだが、本日は自己記録ねらいのためセンター1Fに設置されているコインロッカーに預ける。センター入口が開くのが8時半ちょっと前頃なので山北駅8時22分着の電車で来るとちょうどよい。
見ると、ロッカーが増えている。これまでは通常サイズ8ケ分(200円)だったのが、大型6ケ分(300円)が新たに加えられた。普通サイズのリュックなら3~4個入るかも。利用ランナー増加への対応だろうか。

足柄峠をめざすランナーは増加しているようではあるけれど、クルマで来る人が多いらしく、山北駅は3月17日をもって無人駅となってしまったそう。隣接のキヨスクも閉店していた。前回3/11に来た時にはいつもどおりだったのに。閉められたシャッターが寂しい。あのおばちゃんはどうしてるだろう。

絶好のラン日和とあって、行き交うランナーは多かった。
加えて、きょうはちょうど地元で開催されている駅伝当日。「第41回 南足柄市制記念駅伝競走大会」。午前9時に市役所前をスタート、全6区26kmとのこと。コースの一部が峠走の経路と重なっているようだ。

ワシが峠に向かう途中、北足柄小学校付近の中継点でスタッフの方々が準備を始めており、路上では選手がアップ中。
峠から下ってきたらほぼ中間点にあたる「矢倉沢公民館」前が最終6区へのタスキわたし地点になっており、ゼッケンとタスキをつけた老若男女の選手が懸命に坂を上ってくるところであった。
それぞれに頑張っている姿に刺激を受けて気合を入れ直し、ペースダウンせずにゴールできた。往路1時間16分38秒-復路56分55秒。
いつもどおり、さくら湯の小プールでクールダウン。

帰宅して調べたら往路は前記録よりも22秒遅れていた。後半で1分余り挽回。頑張っていた駅伝選手の方々のおかげである。感謝。


土曜は強風のなか、刀水AC練習会に参加。月最終回恒例の5kmタイムトライアル。
21分25秒。4'11"ー4'19"ー4'19"ー4'24"ー4'12"
今の状態ではkm4分半ペースがおそらくやっと、22分を切るのは難しいだろうと予想していたから、まずまずというところか。単独走になっていたらズルズルともっと大きく失速していたに違いない、「射程圏内」にいた前方お二人のおかげでなんとか粘れた。これまた感謝申し上げたい。


その前日夕方、神宮外苑で1時間ほどジョグ。
前夜見たTV「ブラタモリ」の外苑周辺探訪が実に面白く興味深かった。いつもは外苑の周回路をぐるぐる回るばかりだったが、かつて外苑と内苑を結んでいた連絡参道の痕跡が奇跡的に残っている一角などをゆっくり見て回る。このあたりは元々、水戸徳川家の広大な料地だったとか。
シンボルの絵画館が年中無休で一般開放しているのも初めて知った。AM9時~PM5時、「運営協力費」として500円を納めれば誰でも入館できるそう。この日はすでに閉館間際だったので見学はまたの機会に。
あまりトレーニングにはならなかったけれど歴史の息吹を感じながら、着替えを置いた東京体育館に戻る。いつものように館内のプールへ。
このプールは3月末でいったん閉鎖。1年間の大規模改修を施して来年4月に再開する予定と聞く。プール以外の陸上競技場やアリーナも7月から工事に入り、プールと同じく来春4月に全面リニューアルオープン。今から楽しみである。


3日間の走りザンマイを楽しんだオヤジであった。
さあ、明日からは「新生活」の始まり。

☆オヤジの応援歌
 今朝の朝日紙『天声人語』で新社会人に贈るとして紹介されたこの歌。
   
   見渡す景色に 足を少しすくませ 
   だけど 後ろふりむかないで
   歩いてゆくこと 決めたから…… 
           ※NHKアニメ『彩雲国物語』オープニングテーマ曲

  ♪ はじまりの風 (平原綾香/2006)


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