ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

近況

2012-07-31 13:02:18 | その他の雑記

7月も末となった。昨日は通学中の介護福祉士養成校で系列専門学校合同の運動会(スポーツフェスティバル)があり、本日は休校。休養がてら、この1月ほどを振り返ってみる。

6月30日、練習会で月末恒例の5kmタイムトライアル。22分35秒。真剣に走って5kmでkm4分半を切れなかったのは何年ぶりだろう。
翌週、足の違和感が気になるので、何度かお世話になった整形外科へ。X線検査では骨の異常はみられないものの、症状から右足の中足骨に疲労骨折あるいは腱鞘炎の疑いあり。検査機関に行きMRIで精密検査の結果、「疲労骨折の手前」の状態とのこと。以後、今に至るまでランニングはほぼ休止中。
夏場の恒例レースになりつつあった7月の「所沢3種耐久」と8月の「奥武蔵ウルトラ78km」はすでに申込済みだったが欠場に。

7月中旬にはデイサービス施設で初の実習5日間。授業で学習してきた内容が目の前に現実としてあることに、ようやく自分が何を学んでいるのか実感が湧いてきた。
勝手に独断で動いてしまったり、何をどうしていいかわからない場面があったり、見習いの悲哀と無力感をたっぷり味わった一方で、大正生まれの利用者の方々とのコミュニケーションは亡き父母と再会したようで心うれしい時間だった。

実習終了直後には義母(昭和ひとケタ世代)が両膝の人工関節置換手術を受け、親族として立ち会った。オペ室に入ってから無事完了して出てくるまでの4時間半は長かった。杖なし歩行を長期目標に、現在は膝関節を120度まで屈曲できることを目標にリハビリ中で、ワシも学校がない日には付添・見学させていただいている。

その間、長年気になりながら敢えて行かなかった葛飾柴又を訪ね帝釈天や寅さん記念館を見学したり、初めて行った六本木・ミッドタウン内の美術館で沖縄の紅型の精巧さと描写のすばらしさに感動したり。

また7月16日に代々木公園で開催された「さよなら原発 10万人集会」では志願して集会プログラムのビラ配りボランティア。午前10時前から昼1時すぎまで人波はまったく途切れない。ひたすら配り続ける。主催者発表17万人、警察発表7万5000人とのことだったが少なくとも10万人は超えていただろう。とりわけ、80代以上とお見受けする女性が猛暑にもかかわらず多数来場され、そのやむにやまれぬ思いに胸打たれた。

映画で面白かったのは『GIRL』『愛と誠』、昨夜観た『The Lady アウンサンスーチー』も不屈の人生に感動して涙があふれた。ただ、イギリス人の夫が病に倒れても咳きこみながら喫煙を続ける場面には首をひねらざるを得なかったけれど。
小説ではなんといっても原田マハさんの『楽園のカンヴァス』(新潮社)。今回の直木賞候補にも挙げられた傑作だが惜しくも受賞はならなかった。ピカソが大きく影響を受けたといわれるアンリ・ルソーの名画の真贋鑑定をめぐり展開される時空を超えたミステリー仕立てのストーリーに思わず引き込まれる。

そういえば、比較的年齢の近い同級生によびかけて「読書会」も立ち上げた。固定メンバーはワシを含めて3人にプラス1~2名程度のこぢんまりした会だが、憧れだった読書会というものを主宰できただけでもう感激。
7月初の第1回に課題書としたのは近未来を描いた介護小説『七十歳死亡法案、可決』(垣谷美雨作/幻冬舎)。2020年、強行採決で「七十歳死亡法」が成立。日本国民は70歳を迎えた日から30日以内に安楽死を義務づけられた。施行は2年後の4月1日。少子高齢化による国家財政の破綻を救う窮余の方策の成否は……。緊迫した社会情勢のなか、物語は閑静な住宅街に暮らす平凡な家族の介護に焦点を当てていく。
自分ひとりで読んだのとは全く異なる視点や意見・感想に触れることができるのが読書会の醍醐味。この後、第4回分までお題の本が決まっており、なんとか続きそう。

かつての青春の日々は先が見えず鬱々とした暗い日々だった。今、思いがけず訪れた「青春の再来」に心踊らせているオヤジである。

走れないため体重増が懸念されたが、話題の「ロングブレスダイエット」に取り組んで2週間。とくに食事制限せずに体重は3kg減で久々の54kg台に、体脂肪もマイナス2%で11%台となり、ほぼベスト時と同じになった。
これはダイエット法というよりも、まぎれもなく呼吸法と一体となった筋トレの一種だろう。

本日、授業は休みだが夕方から合唱部の練習があるため、これから学校へ。

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3 コメント

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あの頃のまま、ですか? (wiendylan)
2012-09-25 18:48:31
いかがお過ごしですか? ランニングシューズはサビシガッテいませんか? いつもの夏のように、たっぷり、汗をかいて、ギリギリ関門通過への挑戦に、こころ躍らせましたか? 生活環境の変化は、マラソンに何の影響もありません。マラソンは、そのときの自分の環境のなかで、自分にできるだけの練習をし、自分だけの目標にむかって走る、と思うからです。私は今年はつくばマラソンです。いつも自己新記録を目指して、もう10年です。今年、こそ!!

以前は軟弱な歌だな、と思ってましたが。。。
http://www.youtube.com/watch?v=6JRSY3PY-Ps

いつか、マラソン対決したですね。

あの頃のまま、かも (ハギ)
2012-10-01 00:31:45
◎wiendylanさん 厳しくも温かい激励のお言葉、ありがとうございます。

♪あの頃のまま 胸にしみますね。私はアンジェラアキさんの「手紙~15歳の君へ~」が愛唱歌なんですが、あまりにも自分の心情にぴたりくるので、いまだに精神年齢は15歳のままかと心配になります。

3年連続で走れた東京マラソン、来年はダメみたいです。
よかった! (wiendylan)
2012-10-02 07:02:44
元気に走られているようでなによりです。よくわたしも「オリンピックにでるわけじゃないから」と言われるときがあります。でも、そのときに目指す大会は「自分ためのオリンピック」だといつも思ってます。ちなみに、今度の「自分オリンピック」は、つくばマラソンの次の、東京マラソンです。4回目になります。1回目は、せっかくだからゆっくり楽しみながら、と思いましたが、2回目からはできるだけ頑張る楽しみを味わいながら走ってます。もちろん速くなりたいですが、自分なりに満足できるマラソンをしたですね。
やっと涼しくなってきましたから、故障に気を付けて元気に過ごしてください。

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