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U19決勝トーナメントへ

2016-10-21 11:34:06 | サッカー
 バーレーンでおこなわれているU19の予選リーグの3戦目のカタールに3-0で勝ち、日本の準々決勝に進出が決まった。
 気温32℃ 湿度25% NHKBS1の録画放送 解説山本昌邦

 カタールはロシアの次の2022年のW杯大会の開催国であり、強化が進んでいる。スペインから監督を招聘して、パスで繋ぐサッカーを基本コンセプトにしている。
 立ち上がりから日本は積極的にカタール陣内に攻め込んでそこでプレーをした。1度だけカウンターではね返されたが日本の攻撃的サッカーが続いた。それが実ったのが14分だった。中央で長いロビングのパスを出し、それ受けてシュートをしたらキーパーがハンブルして前にこぼれたのを岩崎(京都橘高校)がシュートを決めた。
 その後も日本の攻勢が続いた。28分にはコーナーキックを中山(柏)高い打点でヘッドでシュートをしネットを揺らした。主審はゴールの判定をしたが、線審がノーゴール判定したので少し間をおいて取り消された。これは前に詰めていた堂安がキーパーのプレーを妨げたといいうことだった。確かにキーパーと向かい合うところにいたが、接触していなく距離も1メートルぐらい離れていたように見えた。線審と主審の競技の上の判断なので、やむを得ない。
 もう1点取って勝利を引き寄せたい日本は、優位に展開していた。それが得点になったのが、45分三好がペナルティーアークより2~3メートル離れた位置からのロングシュートを決めた。これはシュートをキーパーがパンチングで逃れたが、クリアーが短くゴールエリア付近の密集から離れたところに三好がいてチャンスをものにしたのだ。前半を2-0で終えた。

 後半はカタールはチームが活性化し日本陣内でのプレーが多くなり、たびたび日本のペナルティーエリアに侵入してプレーをした。しかし日本のセンターバック中山(柏)と富安(福岡)の安定したプレーもあり危なげなくく進んでいった。押し込まれるとカウンターが有効なのだが、それが17分に富安シュートを決めて実現した。
 カウンターのボールペナルティーエリアから少し離れた左でファルをもらった。そのフリーキックを小川がヘッドでシュートをしたのが、ポストに当たってはじかれたボールを富安(福岡)がシュートを決めた。
 それからも日本は安定した展開をし3-0で終了した。

 日本は勝ち点7で、Cグループ1位でグルーリーグを終えた。2位がイランで勝ち点5とともに決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝はDグループ2位のタジキスタンと対戦する。1位通過のため日程に少し余裕(1日遅い試合)ができるし、勝てば来年韓国でおこなわれるW杯に久しぶりの参加が実現する。ぼくは大いに期待できるとみている。
 ぼくは初戦イエメン(3-0)、2戦イラン(0-0)と見たが、このチームはだんだん良くなっている。このカタール戦はメンタル面が安定していて、おおむね主導権をにぐって優位に展開していて、コンデションがよいように見えた。

 他グループの状況で特質すべきことは、Bグループでベトナムが2位で、UAEと北朝鮮を退けて決勝トーナメント進出をきめた。中国がDグループ全敗で4位。中国のリーグは国の号令のもとに巨額の資金で世界トップクラスの選手や監督を招聘して強化しているのに、育成に及んでいない。またAグループの韓国が3位となった。この大会の決勝トーナメントの進出ができなかったが、W杯には開催国枠で出場することになるだろう。

 日本のタジキスタン戦は23日(日)に行われる。

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