「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

山梨リニア実験線見学

2011年07月11日 | リニア新幹線
 今日は大鹿の100年先を育む会と飯田の有志で、山梨のリニア実験線の施設、延伸工事の建設現場等を見にいった。見学センターは休みだったけれど、実際に大鹿の山の中や伊那谷にどのようにリニアの施設が顔を出すのか、工事現場の様子はどうなのかといったことのイメージが結構つかめたのではないかと思う。
 つれあいが事前にGoogle Earth上でリニアの施設を探し、まずは初狩の明かり区間が見られる所に行く。大鹿の山中に顔を出すところも、やはり全体がこのように覆われた鉄橋になるだろうと思われる。これでは明かり区間といっても、内部はトンネルの中と変わらなさそう。



 反対側から、もっと近くで見ると、こんな感じ。


 途中、中央道の初狩PA付近から、別のフード付きの明かり区間が見えた。そこへも行こうとしたけれども、道がよく分からず、あきらめて、都留の見学センターへ。

 
 月曜日は休館日なので、外の展望広場から、よくリニアの写真に使われている鉄橋を見る。今日は走行試験は行われているとのことだったが、残念ながら通らなかった。思ったより幅が狭い感じ。


 下から見ると、こんな感じ。天竜川はこういう高架橋で渡ることになる。
 

 先ほどの、場所が分からなかった、山の中に少しフードが顔を出す区間を、後から中央道の車窓から撮った写真。遠くて分かりにくいけど、写真の真ん中あたり。


 その後、山梨の方に案内していただいて、笛吹市・上黒駒の延伸線のトンネル・橋梁工事が行われている現場へ。すぐ近くに家がたくさんあるけれども、この人たちは騒音や電磁波など、どのような説明を受けているのだろう。よく見ると、トンネルからと思われる水がじゃばじゃば流れているところも見えた。竹居区ではリニア実験線の工事により簡易水道の水源が枯渇したとか。

 
 竹居の橋梁工事現場。すぐ横には公園があったが、草ぼうぼうだった。


 ここを花鳥山展望台から見下ろす。伊那谷ではまさにこのように橋梁工事が行われるのだろうか。


 実験線終点の境川の、残土が運ばれている場所。谷間を埋めるような形になっている。この向こうにもう一つ同じような残土置き場がある。


 入り口にはちゃんと「山梨リニア実験線御坂トンネル(西)他工事」と書かれている。


 今回は少人数で、見学センターも休みで、リニア新幹線自体も見られなかったけれど、やはり実際のリニア走行中の騒音や振動なども知りたいところ。また、早川の試掘現場も見たい。

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