明鏡   

鏡のごとく

あまさんの説法より事実

2015-09-20 22:28:31 | 詩小説
若者は説法より事実を見て判断するように
説法で人を騙してはいけない
人を騙して人を救わず
平和を掬い取るだけではいけない

若者は『尖閣を獲りに来る中国の海軍の実力』 
読んでみてほしい
すべてを書いているわけではないにもかかわらず
日本がいかに日常的に脅かされているかがわかる

説法で耳障りの良い偽の平和を説かれても
新聞とそのお仲間内では騒がれるだろうが
現実には及ばない
あまさんは平和を説くならまず中国に行くべきである
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新しい眼鏡

2015-09-20 21:58:21 | 短歌
新しい眼鏡を作りかけかえり よくみえてきた ながれつながり
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除染と平和

2015-09-20 09:57:01 | 日記

東日本大震災で被害を被った場所にとっても、チェルノブイリにとっても朗報である。

研究をさらにすすめ、日本からロシアに援助すれば、除染も夢ではない。

この技術力も研究者の努力の賜物であろうが、戦後のドサクサで不法に占拠している日本の北方領土返還することなども含んで、お互いに良い関係を保つことなどを視野に入れて、研究をさらに深めてほしいところである。



希望が持てることは、いいことである。

これを糧に、すべての問題がクリアできることがを期待する。

~~~~~~~~~~~~~

「大きな発見」は、それまでの常識を覆したところに生じる。発見が偶然から生じることも、歴史上に多くあることだ。今回紹介する「発見」も、そうした偶然から生まれたものだった――。

 現在、福島で行われている「除染」。それは、福島第一原発事故によってまき散らされた放射性物質が付着した表土を剥ぎ取り、あるいは枝葉などを集めて袋に詰める、という果てしない作業だ。福島で原発に近い地域に行けば、巨大な袋がたくさん積み重ねられた光景に出くわす。放射性物質を袋の中へ移しているだけであり、「除染」ではなく「移染」と呼ぶべきだという声も多い。

miyamotosyoichi0912.jpg
宮本氏近影
 そんな中「放射能そのものを消す」という、これまでの科学の常識を覆す技術に注目が集まっている。この技術の普及に奮闘しているのは、聖環境開発株式会社の代表取締役である宮本祥一氏だ。

 宮本氏は科学者や技術者ではなく、半導体に関わるセールスを行っていた。ふとしたきっかけから、ある機械から生み出される特殊な電解水に、宮本氏は着目した。

「細菌感染して弱っている猫がいて、 試しにその電解水を飲ませたら、元気になったんです。それで、なんかあるって思いました」

 試行錯誤を重ねて宮本氏は、この特殊な電解水が放射能に効果があるとの考えに至る。そして2011年7月から福島県に入り、電解水を生成する装置を開発。それが「放射性物質低減化装置 GFX11―MA001」だ。

■放射能が消える? 実験内容

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画像は、実際の実験の様子
 放射能汚染された、土、石、稲わら、コケ、キノコなどを用いて実験が繰り返される。それらを電解水に浸けるのではなく、上から電解水を噴霧すると効果があることが分かった。放射能汚染された土壌に、その電解水を噴霧した結果について、2014年2月、公益財団法人「原子力バックエンド推進センター」で測定が行われた。土壌そのもの、水道水を噴霧した土壌、2種類の電解水をそれぞれ噴霧した土壌の4種類が、密封されたプラスチック容器に入れられ、セシウム-137の濃度について測定された。

 土壌そのものの濃度は、1Kgあたり898、000ベクレル。電解水Aを噴霧された土壌の濃度は、1Kgあたり542,000ベクレル。電解水Bを噴霧された土壌の濃度は、1Kgあたり611,000ベクレル。ちなみに、水道水を噴霧した土壌は960,000ベクレルで元に戻っていた。

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画像は、原子力バックアンド推進センターで行われた測定結果。確実に数字に現れているのがわかる

 電解水Aの噴霧で39%、電解水Bの噴霧で31%、放射性濃度が低減している。右上の画像を見れば一目瞭然だが、密封された容器内で放射能はどこにも行きようがない。つまり、空中に散布された可能性や土中に埋まった可能性も否定される。まさに「放射能が消えた」としか言いようがない結果なのだ。もちろん、「放射能が消えるメカニズムは不明」。だが、何度実験を重ねても「消える」のだ。

■電解水を噴霧しての除染実験でも驚きの結果

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加藤鉄工株式会社での除染結果
 2012年9月には、福島県福島市の福島工業団地内の加藤鉄工株式会社の敷地で、電解水を噴霧しての除染実験が行われ、地上33カ所が計測された。作業前に最も高かった場所は、毎時7.52マイクロシーベルトであった。それが作業後の2013年11月には、毎時0.37マイクロシーベルトまで下がっている。また噴霧から約3年後になる2015年8月には0.18マイクロシーベルトまでさらに下がっている。これは現在の大阪辺りと同じくらい低い値だ。その後、加藤鉄工には行政による除染作業が行われたが、その時の事前のモニタリングで、「なぜここ(特殊な電解水を散布した場所)だけ、こんなに濃度が低いんだ」と担当者は不思議がったという。

 2013年10月には、福島県伊達市の北部日本自動車学校で、同様の実験が行われた。13カ所の計測で、最も高かった毎時2.40マイクロシーベルトだった場所が、作業後には0.83マイクロシーベルトに下がっている。計測を行ったのは、独立行政法人「日本原子力研究機関機構」だ。


動画は、「高エネルギー水素水」を使った放射線除染の記録

■従来の除染との革新的な差 各大学も注目

 従来の水で洗い流す「除染」では、水が放射能汚染されるので、水をさらに処理する必要がある。また、作業中に汚染水が飛散してしまうこともある。しかし、この電解水を噴霧する方法に、さらなる作業は必要ない。その点だけでも、極めて画期的と言えるのではないだろうか。

 現在、宮本氏の研究には、広島大学、奥羽大学、東北大学を含む複数の大学研究者が関心を寄せている。奥羽大学の研究者は、飼い猫にその電解水を飲ませてみると、19歳と高齢でよだれを垂らしているような状態だった猫が、尻尾をピーンと立てて部屋中を歩き回るようになったと言うし、広島大学と共同で行われた「鶏に特殊な電解水を飲ませる実験」では「特殊な電解水は、水道水に比べて、体内からの放射性物質排出促進効果が高い」という実験結果も出ている。さらに、東北大学では原子核工学出身の学者が関心を寄せているという。

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厚生労働省が報告した電解水の水質検査では、環境や人体に影響がない水であることが明らかになっている

■これからの除染研究に大切なこと

 原子力や物理学の研究者にとって、データに示された「放射能が消えている」という事実はそう簡単に受け入れられるものではない。だが、「自然環境を壊さずに、簡単な方法で除染をしたい」という目的は科学者も宮本氏も同じだ。これからの森林や山の除染に最適な方法について、常識に縛られすぎない研究が求められる時代にきているといえるだろう。

 福島第一原発では、今も1日約300トンの汚染水が発生し、貯蔵タンクは約1,000基にまで至っている。「放射能が消えるメカニズム」が解明されれば、汚染水や、日本や世界中にもある放射性廃棄物の問題の解決にもつながるかもしれない。日本、そして世界に少しでも安全で綺麗な土地が増えることを願って、今日も宮本氏は実験を続けている。
(取材・文=深笛義也)

※現在では文中の「特殊な電解水」という呼び名を改め、高エネルギー水素水と呼ばれている(聖環境開発で商標登録済み)






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