タクシードライバー 『こころ日記』

どこでどう間違えたのかタクシードライバーに転職。ならば目指すは日本一のタクシードライバー。今後の活躍に乞うご期待!

ブルマでないフリマ?!

2012-04-30 10:34:06 | 営業報告




賢い読者の皆様におきましては、ブルマとフリマの決定的相違点はお分かりでしょう。

が、しかしながら世の中には賢くない読者の方も少数ではありますが存在することも事実であります。

そのような状況を踏まえ、本ブログを更新する私の涙ぐましい努力をご理解いただきたい。


それでは、ブルマとフリマの決定的違いを論理的に説明します。

ブルマとは ⇒ 若く可愛い女の子が身に付ける運動着。

フリマとは ⇒ 歳を重ねた熟女が暇つぶしにガラクタを売ってカラオケ代にする行為。


如何でしょう。このように決定的な相違点があることに気付かなかった読者の方も

いたのではないでしょうか。まぁ、そんなに落ち込まなくてもいいのですよ、そこの熟女さん。


それでは、本題に入りましょう。

昨日、そのフリマに参加してきました。生まれて初めての経験、これを初体験といいます。

おぃおぃ、そこの熟女さん、何を顔を赤くしているのですか? 勘違いをしてはいけません。

50年前の・・・あのことを言っているのではありません。

フリーマーケットと言って、必要でなくなった物を素人が安く売るマーケットのことです。

2か月前に出店応募して準備を進めてきたのです。あくまでも頭の中だけで。


時間がタップリあるということは忙しい私にとっては“百害あって一利なし”の格言通り、

まだまだ時間がある、焦ることはない。明日にしよう、明後日にしようと・・・ズルズル。

そして、前日の昼間になっても夜に頑張ればいいと、昼間から酒を飲んでしまったのである。

言うまでもありません、昼酒というものはキクものです。


目が覚めたのは、当日朝の6時。爆睡していたのです。

さぁー、それからが大変! 出品物をガサガサ物置から出し、POPをパソコンで作成し、

段ボールに詰め込んで、何がなんだがサッパリ分からなくなり・・・。

それでも何とか準備完了。販売開始時間が10時からで、搬入締切時間が9時50分。

その9時50分に何とか間に合って指定場所に向かうと、


何と、なんとまー、お客様がワンサカワンサカで、

買い物客でゴッタ返し状態。


やっとの思いで指定場所にたどり着くと、私の所だけ

ポッカリと空いていて、とても異様な雰囲気でありました。まぁ、そんなこと気にしている暇はなく、

サッサとビニールシートを敷き、取りあえず出品物を無造作に置き始めるや否や、お客様が来るでは

ないか。まだ陳列が終わってもいないのに、50円の磁石、300円のTシャツが売れていく。


おおー、これは凄い! これが夢にまで見たフリマなのか! 鳥肌が立つほどの初体験!

陳列をしながら、POPを貼りながらの販売。いやはや病み付きになりそーってかんじ。

しかし、なにか違和感が・・・。 あっ、そうだ本日の目玉商品であるピストレーサーを

忘れていたのである。しかし、時すでに遅し、今さらどうにもならず。


ここにあるだけの物で楽しもうと。 そして、チョコチョコ、チョリチョリ売れました。

でも、出品物全体の半分以上は売れ残りました。

そして、時間はあっという間に終了時間の3時を迎えたのである。


売れ残り物を段ボールに詰め込んでそそくさと帰路についたのです。

さっそく売上精算結果、

6600円の売上! ショバ代3000円 純利益3600円也!


目玉商品のピストレーサーがなくてのこの売上は納得。

それでは、本日初体験フリマの総括です。


【反省点】
・完全な準備不足
・酒の怖さを甘くみた
・競輪ポスターが1枚も売れなかった
・安ければ売れるという考えは間違っていた
・値引き交渉に弱かった
・座布団を忘れてお尻が痛くなった


【良かった点】
・意外なものが売れた(例えば50円の磁石、懸賞で当たった双眼鏡など)
・会社の先輩が差し入れにたこ焼きを持ってきてくれた
・また別の先輩が150円のミニ掃除機を買ってくれた
・何はさておき、妻の協力である


【今後は】
・フリマは大変な肉体労働なので、次回参加は不明
・今は疲労困憊で思考停止状態
・ピストレーサーを出品しても売れる自信がない
・よって、次回不参加が濃厚





かくして、フリマ初体験の一日が終わろうとしています。

買い物へ向かう妻の背中を見ながら、グビィグビィ飲むビールが美味しいこと、ウィッヒッヒー!

ほんじゃ、またやね、賢い読者の皆様方。



言い訳男!

2012-04-27 09:58:32 | 営業報告



あれだけ頑なにお約束したのに。

それも賢い常識を身に付けていらっしゃると思われる、あくまでも思われる

読者に対して背信行為に等しい、ブログ更新を怠った行為に対して

心よりお詫び申し上げます。あくまでも心のみお詫び申し上げます。

したいがまして物理的なお詫びは一切いたしません。


それでは、ブログ更新をしなかった言い訳は下記の通りです。

その一、公私ともども忙しかった。テレビを見る暇はありました。

その二、右肩に違和感がずーっと続いていた。筋トレはしています。

その三、これが本命です。フリマの準備が忙しかった。頭の中だけ。

注)上記のフリマの意味はブルマでないことを強くご理解いただきたい。


このような理路整然とした言い訳の結果、ブログ更新が未だにできていない状況に

賢いと思われる読者のご理解に期待するところであります。


えっ、もともとブログ更新なんぞに期待もヘッタクリもしてないから、

こんなクダラナイ言い訳ブログなぞどうでもいいって!!



はぃはぃ、わかりましたよ。

明後日が初体験のフリマなので、狂犬関西弁男の完結篇は今しばらくお待ちください。

それでは、また逢う日まで!

狂犬関西弁男(完結篇の前篇)

2012-04-22 21:49:21 | 営業報告



最後の頼みの綱、仏様、神様、警官様。

しかし、しかしである。駆け込んだ交番には警察官は誰一人居なかった。誰一人も・・・。

おぃおぃ、何だってこんな大事な時に! 

交番入口横に不在時用の電話機が無造作に設置されていた。

私は無我夢中に受話器を取り、大声を張りあげていた。しかし、受話器はウンともスンとも言わない。

焦る私は狂犬男の動向が気になり、恐る恐るタクシーの車内に目を向けると、

狂犬男がウツらウツら眠っているではないか。シメシメ、今が最大のチャンス!

何とか狂犬男が起きてくる前に警察官を呼ばなくてはと思った、その瞬間!


何故かパトカー2台がこちらに向けて走ってくるではないか!! ギョギョ~と。

私の想念が時空を超えて警察官に伝わったのか。

私はパトカーに向けて思いっきり手を振って私の所在をアピールしたのである。

すると、警察官が10人ほどパトカーから降りてこちらに向かってくるではないか。

私は更に力を込めて両手を振って所在をアピールしたのである。


これであの狂犬男ともオサラバである。ウィッヒッヒー(心の呟き)

しかし、待てど暮らせど一向に警察官どもが私のところに来ないのである。

何故に? 何ゆえに? はたまたどうして?、私のところに来ないのでしょうか?


もう一度、両手を思いっ切り振って見せたのであるが、警察官は完全に私を無視!

よくよく警察官の動向を注視すると、なんと私の手前20メートルの所に深夜バスが止まっていた。

後で知ったことだが、パトカー2台は深夜バス運転手が眠り込んで起きない乗客の件で出動依頼したとのこと。


そんなことつゆ知らず、ちぎれるほど両手を振り、大声で呼び込む私。

ようやく深夜バス眠り込み客事件が解決した警察官が、私の存在に気付いたのである。

私は若い警察官一人に経緯を説明し、早いとこ狂犬男から逃れることを切望したのである。


これで狂犬関西弁男から解放されると思った私・・・。 しかし、甘かった。私の思惑はいとも簡単に崩れた。

続きは、明後日ね。よろしく哀愁!

狂犬関西弁男(後篇)

2012-04-21 09:57:46 | 営業報告


早いとこ駅に戻って、料金貰ってこのバカ男とオサラバじゃい。(心の呟き)

そんなマイナスの心の持ちようを見透かしたように、このバカ男が吠えたのである。


『オッサンよ、カチャカチャ上がっているメーター通りの料金を請求するんじゃないだろうな!』


『お客様が駅に戻れと仰いましたので、正規の料金は頂きますよ』

『ふざんけんなよー! よぉ、おっさんよ!おめぇーな、プロだろ!』
『プロがよ、仕事せんと金だけ取んのかよー! おめぇー、本当にふざけんなよ!』



いやはや、こりゃーまいったぞなもし。これじゃスンナリとこのバカ男と離れることは・・・。(心の呟き)


『私は、お客様の仰る通りに車を、』

『なにがー、お客様だー!このボケがー!』
『てめぇー、ぶっ殺すぞ! オドリャー!』



『お客様、物騒なこと言わないで下さいよ。私はお客様の、』

『てめぇー、プロだろ! おぃボケ!本当に殺すぞ!』

『これじゃ、話になりませんね、警察を呼びますよ。』

『呼べよ、何でも呼べよ! てめぇー絶対に許さんぞ!』


あ~ぁ、一番忙しい時間帯に・・・。それにしてもこのバカ男の凶暴性は狂犬そのものだ。

早いとこ警察に立ち会ってもらって、この狂犬男とオサラバしないことには。(心の呟き)


身の危険を感じながら、ようやく駅前の交番にたどり着いたのである。速攻、交番に駆け込んだのだが、不在なのだ。

警察官が居ないのだ! 不在時用の電話を鳴らすが、通じない。焦る、焦る、焦る心を・・・。


この続きは、明後日に更新しますので楽しみに待っててね。

狂犬関西弁男!(前篇)

2012-04-20 09:43:03 | 営業報告


深夜1時頃、市内唯一のキャバレーから乗車してきた男。それもフラフラの状態で。

行先を確認すると、私が以前勤めていた隣町。まぁ、程よい中ロングの距離。

しかしである、距離は程よいが肝心要のお客様の状態がフラフラで顔が怖い、更に関西弁なのだ。

まぁ、ここはトラブル防止の鉄則であるルート確認をしっかりせにゃと。


『どのコースを行きましょうか?』

『はっ?、コース??』

『はぃ、旧道かバイパスのどちらにしますか?』

『アホか、バイパスに決まってるやろ!』

『はぃ、かしこまりました。バイパスで行きます。
目的地の近くに来ましたらお声をお掛けしますので大体の場所を教えて頂きますか?』


『いいから、はよ行かんかい!』

『はぃ、行きますが、行き過ぎてはお客様にご迷惑お掛けしますので大体の場所を・・・』


『なんじゃぃ! お前の態度は!』

『お前な、この不景気の時代、隣町まで乗ってやるんだぞ。いい仕事じゃろ!』

『何だったら、他のタクシーに乗り換えてもいいんだぜ! おぃ、どやすんだい!』



おぃおぃ、面倒な奴を乗せちまったぞなもし。それも終電の一番忙しい時間帯に。(心の呟き)

この難局をどう乗り越えるか思案しているその時、


『おぃっ、ボケが! なにボォーとしてるんやー!』


『ははぃ、申し訳ございません。それでは隣町まで行かせていただきます』

『アホか! 謝ってすむ問題か! こんな気分悪くさせやがって!』

『気分を悪くさせたことには謝ります』

『お前なプロやろ? プロやったらこんな時どやすんだい!』

『ですから、謝るしかありません』

『ホンマにムカツクおっさんやな! 戻れ!駅に戻れ!』


私はこの言葉を聞いて一瞬ホッとしたのです。こんなバカと一刻も早く離れたいと。(心の呟き)


『そうですか、それでは駅に戻ります!』


やれやれ、こんなバカ男と付き合ってられない。とにもかくにもホッ。(心の呟き)


が、しかし! 世の中そうは甘くはなかった・・・


この続きは明日必ず更新します。 乞うご期待!