タクシードライバー 『こころ日記』

どこでどう間違えたのかタクシードライバーに転職。ならば目指すは日本一のタクシードライバー。今後の活躍に乞うご期待!

“洒落の妙薬”

2010-04-23 07:01:11 | 営業報告

これはタクシーのお客様からお聴きした話しですので、その真偽の確証は
残念ながら取れません。

従いまして、この話しを本ブログに掲載した私には何等(なんら)社会的・
道義的な債務は存在しないことをご理解いただきたい。

間違っても、本ブログに対し中傷・苦情・批判・意見など後向きな申し出
なきよう切にお願い申し上げます。

私の言わんとするところ(←これを難しい言葉で“真意”と言います)を
正確にご理解いただける読者のみ本ブログの閲覧を許可します。

何っ、それだったら読まないって! それだけの価値ある内容かって?
おぃおぃ、もー苦情や批判ですよ。もっと素直な気持ちでね、そこの禿げ親父さん。


それでは本題です。(ここからは、タクシーのお客様の口述通りに記載します)

ある通勤途中の満員電車の出来事です。(春日部~都心の1時間ちょっとの通勤)
私(←タクシーのお客様のことです)の前にうだつの上がらない会社員風の中年男性が

何かゴソゴソしているのです。車内は満員のため押し競饅頭(おしくらまんじゅう)状態。
そのうだつの上がらない会社員風の中年男性(←以後、ウダ男と記述します)が

ゴソゴソしていたのは右手の5本指だったのです。そうです、そのウダ男の前方に
密着している三十路を遥かに過ぎているOL風の女性のでん部をスカートの上から

なでなでしている。まさに 痴漢の現場を目撃!
 いやはや何とも羨ましい(←失言)
次の瞬間! 人圧(押し競饅頭により生じた押し合いの力のこと)を振り飛ばしガバッと

振り向く三十路を遥かに過ぎたOL風の女性!(←以後、O風女と記述します)
O風女の想定外の行動に唖然のウダ男。

ウダ男の耳元でO風女の囁き、
『あらまぁ~、アナタの手が私のお尻にタッチしているわよ。朝からお元気なこと。
でもね、その元気少し仕事に向けたら? 出世するかもよ。ねぇー、禿げ親父さん!』


このO風女の囁きに車内の乗客は、一瞬の静寂の後、大爆笑!
そしてヤンヤの大喝采! O風女のお見事の一本勝!

息苦しくギスギスした雰囲気の満員電車内、
O風女の洒落っ気ある“ひと言”で満員電車の車内は爆笑の渦だったそうです。

ウダ男は確かに恥ずかしい思いをしたかも知れませんが、痴漢の現行犯で逮捕
されることもなく、いつも通り会社へ行けたのだからO風女に感謝ですよ!
マンネリした満員電車の車内、たまにはいいかもね。(←お客様が述懐しています)



あまりにも出来すぎた話しでした。
まぁー、作り話だとしても面白い。75点の出来栄えではと私は思うのです。

読者の皆さまは如何でしたか? もし、アナタが“ウダ男”の立場でしたら
どんな反応をしましたか?

えっ、私だったら?
私でしたら、その“O風女”の耳元で
『アナタもまだまだ捨てたものではないですよ、私に痴漢されるのですから。デヘヘ~』


今回は努力に努力を重ねて一気に書き上げました。私もやればできるということが
実証されたことを自信に思うのです。
何っ、その努力を仕事に向ければ少しは出世するかもよだって! あ~ぁ、コンチクショー!
                                             輪太郎