この回を含めて、ラスト3話。
スンハにとってもヘインにとっても、オスにとっても辛い事が一杯・・・・・・
皆に救いの日は来るのでしょうか?
あらすじ&感想
スンハが、12年前に出会っていた少年・テソンであると知って、
ヘインはショックを受けます。
スンハ(=テソン)が一連の事件の真犯人とは思いたくないヘインは、
オスに、テソンが犯人ではない可能性は有るのか訊きます。
電話を受けたオスは、ヘインの様子がおかしい事に気付きます。
※ヘインは、オスに否定して欲しかったのでしょうが、
逆に確信を持ってしまう結果になった気がします。※
ソクジンの弁護を引き受けたスンハは、
スンギへの暴行を指示したのはヒスではないか?とか、
スンギの死亡推定時刻の、ソクジンのアリバイを証明出来る人は居ないか?等、
本当のことを白状させようとしますが、
ソクジンはあくまでも、本当の事を言いません(言えません)。
※ヒスの関与を問うスンハの目が怖いです。
また、ナヒを庇って本当の事を言えずにいるソクジンを、
嘲笑うように見ながら、反応を楽しんでいるようにも見えました※
ソクジンの通話記録や、
スンギ殺害現場近くの交通監視カメラに収められたソクジンの車など、
ますます、ソクジンにとっては不利な証拠が出てきますが、
スンハは、それらの証拠はソクジンが現場にいた証拠になっても、
スンギを殺した証拠にはならないと反論します。
※取調室のマジックミラーの向こうに、
多分オスがいると思って、じっと見据えるスンハの目が怖いです※
オスはスンハに、
一時はソクジンに罪を着せておきながら、次はその罪を晴らそうとする、
本当の目的は何かと問い詰めます。
スンハは、オスと同じ目的で、
誰かがソクジンを陥れようとしているのを晴らし、
無罪を証明する事だと答えます。
オスは、ソクジンの通話記録の中に、兄嫁・ナヒの名前を見つけ驚きます。
一方ナヒは、夫・ヒスからソクジンがスンギ殺しの容疑で逮捕されたと聞き、
ショックを受けます。
テソンが交通事故にあった頃の[家出人名簿]を見ていたグァンドゥは、
そこに”オ・スンハの名前をみつけ驚きます。
「スンハこそテソンなのでは?」と思ったグァンドゥは、
事実を確認するために、スンハの姉スンヒに会いに行きます。
あくまでも真実を隠そうとするスンヒに、
「私も、この憶測が外れていることを願っています」
と前置きして、
「私には、世間への復讐を選んだ彼を責める資格はありません。
でも、引き返せない道を進む彼を今からでも止めたいんです。
真実を知っているなら、あの子を止めてください。
それを頼みに来ました。」
と、グァンドゥは言います。
※スンハを責めるのではなく、今からでも何とか復讐を止めたいと言う、
このグァンドゥの言葉に、心打たれ泣けてしまいます。
スンヒは、スンハの正体を知った上で、あくまでしらをきり庇います。
この2人に、スンハを止める事は出来るのでしょうか?
みんなの気持ちが切ないです。※
その頃スンハは、ヘインの務める図書館の前まで来て、
彼女に会わずに帰ろうと引き返そうとした時、
偶然へインと会ってしまいます。
前日、急にヘインを抱きしめた事を詫びるスンハに、
ヘインは謝る時は態度で示さないと・・・と言って、
スンハの手を取り、強引にデートに誘います。
喫茶店でアイスを食べたり、ブランコに乗ったり、
夕日の綺麗な池を眺めたり・・・・・ごく普通のデートを楽しむ2人。
※とっても穏やかな表情のスンハに対し、
ヘインの表情は、顔は笑顔のようですが、悲しみを堪えているかのように見えます※
家まで送ってもらったヘインは、「楽しかった」と笑顔でスンハに言います。
スンハは自分の家に戻ってからも、何時になく穏やかな満ち足りた笑顔になり、
逆にヘインは、自分の部屋に戻ると、堪えきれずに泣き出してしまいます。
※ヘイン、辛いですね。好きな人の正体を知ってしまって、
どうしたら良いのか分からないのでしょう。
一方、スンハはそんなヘインの気持ちに気付かず、
一人幸せな気分に浸っています。
よっぽど嬉しかったと見え、この日初めて、
スンハが部屋の電気をみんなつけ、明るくしているのを見ました※
ヒスのところに宅配便が届きます。
中身は、ヒスがアリバイ工作のために偽名で採った航空券と、
ヒスの変装写真とが赤い封筒に入って届き、ヒスは動揺します。
丁度その時、スンハが訪ねてきて、
スンギ殺しの真犯人は、ソクジンではなく別に居て、
ソクジンにはそのアリバイを証明する人が居ることをによわし、
ヒスを刺激します。
ロッカーから青酸カリのようなカプセルがみつかり、
ますます不利な状況に追い込まれるソクジンを心配し、
隠していることを話してくれとオスは言います。
しかしソクジンはナヒを庇い、
「誰に会っていたかはいえない。
いっそ人殺しになったほうがましだ」と言います。
ソン・ジュンピョを轢いてしまったファン・テピルが、
警察署にオスを訪ねてやってきます。
ジュンピョをずっと恨んできたデピルのところに、
3年前から、何者かが手紙を送ってきて、その手紙に慰められ、
恨みを晴らす機会を待っていた事、
そんな自分に、公衆電話から電話がかかってきて、
ジュンピョの居所を告げられ、現場近くで待機していた事などを話します。
そしてその電話の主には、吃音があったと・・・・・
具合が悪いと仕事を休んだのに、自宅にもいないヘインを心配し、
スンハは教会に探しに来て、そこで彼女を見つけます。
自分のことを心配してくれるスンハに、ヘインは悲しみをこらえ、
「気付きませんでした。私に傘をくれた男の子の後姿が。
先生に似ている事に・・・・・・・気付かなかった。」
と話し出します。
突然の事に、動揺するスンハ。
「あんなに寂しそうに見えたのに、疲れて見えたのに、
背中に真実が見えたのに、気付かないなんて・・・・・
誰よりも、あなたが一番辛いのは分かります。
どんなに辛く、苦しくても、もう自分を止められないあなたが・・・・・・。
それでも出てこなきゃ、どんなに大変でも、くらいトンネルの中からもう出て来ないと。
精一杯力を振絞って歩くんです。
私が一緒です、私が傍にいます、私が・・・・・・・
チョン・テソンさん・・・・・・・・」
と、静かに涙を流しながら、ヘインがスンハの手を取ろうとすると、
スンハは後ずさりして、それを避けます。
「僕は、誰の・・・・誰の手も必要としない。」
背を向け去って行こうとするスンハに、後から抱きつくヘイン。
「お願い、もうやめて、自分を捨てないで、希望を捨てないで・・・・」
と言うヘインの手を振りほどき、
「僕は希望なんてものは信じない、通り過ぎた道は二度と振り返らない」
と、スンハは去って行きます。
教会の外で、号泣するスンハ。
※2人の気持ちが辛すぎます。
愛するスンハを止めたいヘインと、
愛するヘインにだけは知られたくなかったスンハ。
本当にちょっと勇気を出してヘインの手を取っていたら、
スンハにも、普通の幸せが訪れていた気がするのですが・・・・・・・
もう遅いのでしょうか?※
スンギ殺害現場に落ちていたソクジンのハンカチを持って、
オスはヘインを訪ねます。
丁度帰ってきたヘインの様子がおかしいのに気づき、
彼女の体調をを心配するオス。
ヘインは、オスが真犯人の正体を知っているのでは?と思い、尋ねますが、
ヘインを傷つけまいと、オスは誤魔化します。
そんなオスにヘインは、
「刑事さんは、とても良い方ですね」と言います。
例え自分の見たものが証拠にならなくても、確かめておきたい事があると、
ヘインはソクジンのハンカチの残像を読み取ります。
見えたものは、殺される直前の血だらけのスンギが誰かと話している場面と、
車の中で抱き合う男女の写真でした。
スンギが「僕は真実を知らせようと・・・・」と話していたというヘインの言葉から、
スンギが「俺」ではなく「僕」と言っていることに、オスは引っ掛かります。
スンハを呼び出し、自分がどうすればソクジンを助けられるか訊くオスに、
暴こうとしている真実が、オスの心臓を貫く事になっても良いのか?と、
スンハは言います。
それでも良いと言うオスに、スンハは、
「あなたはすでに犯人に関する証拠を握っています。
ナ・ソクジンさんの通話記録と写真です。
・・・・・目に見えるものと見えないもの、まずは見える証拠からです。
そこから目に見えない真実が見つかるでしょう。
楽しみですね、あなたが真実を知ったとき、どんな選択をするのか・・・・」
と、意味深な事を言います。
スンハは自分の部屋で、鏡に映る自分に
「どこまでやれば気が済むんだ?どこまで・・・・」と言って、
持っていた水割りをかけます。
※スンハ自身も、揺れ動いているのか、
復讐の鬼と化した自分に嫌悪感を持っているのか、
とても辛そうでした※
スンハに言われた言葉を考え直しているうち、
オスはソクジンと義姉・ナヒの関係に気付きます。
「違うといってくれ」と、ソクジンを問い詰めても、
ソクジンは悲しげにオスを見つめるだけでした。
オスは、真実を知ってショックを受け・・・・・・
スンハとヘインがデートをする画が、とても綺麗だったので、
それが逆にヘインの悲しみを強調しているように見えました。
スンハの正体を知って、必死で止めたいヘインと、
その手を取れないスンハの教会でのシーンは、本当に切な過ぎます。
このとき、チュ・ジフン自身、教会の外での撮影が終わっても、
気持ちの整理がつかず、ずっと泣いていたそうです。
教会の外で、声を上げて泣くシーンがあまりにリアルだったのは、
役に入り込んだ彼が、本当に泣いていたんでしょうね。
グァンドゥも、へインもスンハの正体に気付き、
これ以上罪を犯さないよう必死で止めたいのですが、
今回は、上手く行きませんでした。
あと2回、
もう誰も、スンハを止める事は出来ないのでしょうか?
スンハは、ヘインと幸せになって欲しいんだけどね、
でもオスもヘインを好きだし・・・・・・
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あくまで魔王として取り繕うとするスンハと必死に止めるヘイン。
教会の外に出て、嗚咽するスンハの姿には泣けてきました・・・
チュ・ジフンさん、魔王になりきっていますね。
そして、自分もヘインを好きなのに気持ちを思いやってスンハが犯人だと隠そうとするオスの愛情にもじ~んときました(泣
あと、2話、今日、いっきにみちゃいます・・(涙
ラストまでの視聴、凄い勢いで頑張っていますね。
でもここまで来たら、やっぱり一気に最後まで見たいですよね。
この辺はもう、揺れ動くスンハと、
スンハの正体を知っても、見放す事無く必死の止めようとするヘインや、
そんなヘインの気持ちをわかった上での、スンハやオスのヘインに対する態度が切ないですね。
見終わったとき、放心状態になるかも?