goo blog サービス終了のお知らせ 

華流→韓流・・・次は何処?

最近のお気に入りはSS501とサンチュカップル。韓国のバラエティやドラマを中心にレビューしています。

韓国版[魔王]第9話「永遠の苦悩に向かう者 我を通り過ぎよ」

2008-07-22 22:18:59 | 韓流

日本版・第3話で、
空ちゃんとVサインを送りあった”山野圭太”に当たるヨンチョルの秘密が、
少し明らかになる回です。

韓国版は、まだまだ色々な人が登場して、伏線チェックが大変です。

あらすじ
一連の事件の犯人は、高校時代に自分が苛めていたヨンチョルではないかと思い、
彼の勤める出版社を、オスは訪ねます。

オスを見たヨンチョルは、オドオドして、オスと話すのも嫌なようで、
そそくさと逃げ出します。

漸くオスがヨンチョルに追いつき、デシクが死んだことを伝えると、
「悲しいだろうな、友達が死ぬのって、本当に辛いからな」と、意味深な事を言います。

「悪いのは全部自分だから、もうこれ以上犠牲は出さないでくれ」と言うオスに、
「犠牲って何のことだ」と、意味がわからない風で、去って行ってしまいます。

12年前のあの事件は、
オスたち不良グループに苛められていたヨンチョルが、
彼らに仕返しをしようとナイフを持っていたのを、テフンがみつけ、
ヨンチョルが早まった行動をしないように、彼からナイフを預かります。

その後、テフンがナイフを持っているのを見つけたオスが、
「俺を刺そうとしたんだろう?」と、もみ合い倒れた拍子に、
ナイフがテフンの胸に刺さり、彼が死んでしまったようです。

その事を当時の担任のモ・イノ先生に訊かれても、
何も言えなかったヨンチョルは今になって、
「僕が恨みを晴らしてやる・・・・」と、呟きます。

ヘインを付回す記者のソン・ジュンピョに、
何故彼女を付回すのかスンハが尋ねると、
「平凡な図書館司書が、刑事や弁護士に会っているのは変だ。」と言い、
彼女は警察が捜査中の事件に関与していて、何か鍵を握っているはずだから、
それは何かと、逆にスンハに尋ねます。

スンハはあくまでもそんなことは知らないと言い、
これ以上彼女を付回すようなら、プライバシーの侵害で法的処分をすると、
ソン・ジュンピョに警告します。

ヨンチョルに会ったあと、ソクジンを尋ねたオスは、
ソクジンのところに居候しているスンギに、宅配が届いたのを知り慌てます。

宅配の中身は、赤い封筒に入った、ソクジンとオスの兄嫁・ナヒの抱き合う写真。

しあkし、その写真は、オスにナヒとの関係がばれるのを恐れたソクジンが、
オスに見られる前に、破りトイレに流してしまいます。

オスは2人に一連の事件のことを話し、
犯人は自分にゲームを仕掛け、タロットカードが殺人予告である事、
今回は写真のみなので、別の目的があるはずだと告げます。

オスが犯人はヨンチョルではないかと話すのを聞いて、ソクジンは、
自分にも赤い封筒に入った写真が送られてきたのを思い出し、
写真の送り主は、彼女を唯一見たスンギではないかと疑い始めます。

一方スンギは、様子おかしいソクジンに何か有ると思い始めます。

12年前に殺されたテフンの弟の消息を調べていた、
スンハの事務所の事務長・グァンドゥは、
調査結果を持って、捜査課のパンチーム長に会います。

パンチーム長に呼び出されて行ったオスは、
テフンの弟が、あの事件後失踪し、死亡したのを聞き、ショックを受けます。

帰り際、12年前の事件の担当刑事だったグァンドゥはオスに、
「法はおまえの味方でも、俺は違う。
人の不幸の上にある人生だから、死に物狂いで生きろ」
と言った事を覚えているか?と訊きます。

そして、
「お前は1人の人間である前に、1人の刑事だ。
捜査に私情を持ち込んだ瞬間に、刑事の資格を失い、
カン・オスの新しい人生は、過去に戻る。
よく考えろ、引き続き捜査に加わって、最後まで刑事の資格を維持できるかどうか」
と言います。

「俺には捜査する資格が無いと思いますか?」と問うオスにグァンドゥは、
「一つだけいえるのは、
自分の過ちを認め、道を正そうと努力する者は、少なくとも昨日よりは強くなれる」
と、言います。

ソラを遊園地に連れて行った男と、
ヘインが残像から見た男がヨンチョルだと思うオスは、
2人の身の安全を保障するからと、外から中の人が見えない喫茶店から、
ヨンチョルの顔の確認をさせます。

ヨンチョルの顔を見たソラは、知らない人だと言い、
ヘインもカードから見えた男ではないと思います。

しかし、その後物陰に隠れているヨンチョルを見つけたソラは、
ニッコリ微笑み、スンハやヘインに気付かれないように、
後ろ手に”指きり”のサインを送ります。

実はヨンチョルがソラを遊園地に連れて行った日、
自分は悪い人に追われているから、自分のことは誰にも言わないようにと、
ソラに口止めをしていたのでした。

オスの周りで何が起きているのかを調べるように命じていた父・ドンヒョンは、
オスの兄・ヒスから、一連の事件と、
あのテフンの弟が死んだということを聞きますが、
さらに詳しくその弟の事を調べるよう命じます。

テフンの弟・テソンは、兄の死の直後、ドンヒョンの前に現れ、
再び自分が訪ねてくるまで「せいぜい達者でいてください」と言い残していました。
そんな彼を思い出し、ドンヒョンは”死ぬには惜しい人間だった”と、呟きます。

夜、図書館にヘインを訪ねたオスは彼女に、
犯人はヘインの能力を利用していることと、犯人はヨンチョルのほかに、
第2の人物がいることを告げます。

そして自分に届いていた高校時代の写真と手紙をヘインに見せます。

”苦悩の都に向かう者、我を通り過ぎよ。
永遠の苦悩に向かう者、我を通り過ぎよ。
魂を失った人を訪ねる者、我を通り過ぎよ”
と書かれた手紙は、
ダンテの[神曲]の一節で、地獄の始まりを知らせる言葉でした。

誰かが残像を操作しているなら、犯人に操られる可能性があるから、
もう残像を読み取るのを止めた方が良いと言うヘインに、
「犯人の望むところなら・・・・、犯人に会えるなら・・・・・、
例えそれが地獄でも、構わない。」
と、オスは言います。

ヘインが写真から読み取った残像は、
「コインロッカーから赤い封筒を取り出す男」「333」
「地獄門の画を見つめる男の後姿(スンハ?)」でした。

丁度その時、オスの携帯にスンハから連絡が入り、
オスは彼に会いに行きます。

ヘインが、ソン・ジュンピョに尾行されているから、
もう彼女をこの事件に関らせないようにと、スンハはオスに忠告します。

「何があっても彼女は俺が守ります」と言うオスに、
「信じてみましょう、その言葉・・・・」と言うスンハ。
しかし、オスを見送るスンハの目つきには、鋭いものが・・・・・・

丁度その頃、ソン・ジュンピョのところに宅配が届き、
中には”月”のタロットカードと、
彼が12年前に、あの事件の事を書いた新聞記事のコピーが入っていました。

ヘインは、先ほど見た残像の「333」の文字の意味するものに気付いて、
図書館にオスを呼び出します。

その数字は図書分類用の数字で、
「333イタリア文学」の棚のところにオスを案内します。

その棚の中から”神曲”の本を見つけたオスが、その本を開いてみると、
自分宛の赤い封筒を見つけます。

封筒の中身は、ジュンピョに届いたのと同じ”月”のタロットカードと手紙でした。

次の朝、スンハは病気療養中(?)の姉に、
花束をもって見舞いに行き・・・・・・・・・・・

感想
オスは高校時代、本当にかなりな悪だったようで、
その標的にされていたのが、ヨンチョルということでしょうか?

12年前、自分が早まった事をしないように助けてくれたテフンが、
自分の代わりにオスに殺され、
その事を担任の先生にもいえなかったヨンチョルが、
そのときの恨みを晴らそうと、今になって何かを企てている・・・・・・
そんなことを匂わす今回でした。

その一方で、スンハが絶対陰で糸を引いていことを思わせるシーンも、
随所に出てくるんですが、まだこのヨンチョルとスンハの接点がわかりません。

今回見た限りでは、
ヨンチョルはスンハに操られていると言うより、
自分の恨みを自分で晴らそうとしているように見えましたが・・・・・

オスに送られてきた手紙をヘインが読み上げている時、
”苦悩の都に向かう者、我を通り過ぎよ。
永遠の苦悩に向かう者、我を通り過ぎよ。
魂を失った人を訪ねる者、我を通り過ぎよ”
の3行目のところで、スンハが地獄門の画を見ながら、
この一説を諳んじるシーンと被るのですが、
それはもう絶対にスンハがオスに、
何かの意図を持って、この文章を送ったとしか思えないシーンでした。

12年前の事件の担当刑事だったグァンドゥがオスに言った、
「法はおまえの味方でも、俺は違う。
人の不幸の上にある人生だから、死に物狂いで生きろ」
の言葉通りに、悪を取り締まる刑事として一生懸命に生きてきたオス。

そんなオスに言った、
「自分の過ちを認め、道を正そうと努力する者は、少なくとも昨日よりは強くなれる」
グヴァンドゥの言葉は、感慨深いものがありますね。

今回一番衝撃的だったのが、やっぱりソラちゃんがヨンチョルに、
指切りのサインを送った瞬間かな?
「えっ、何、どういうこと?」と言う感じでした。

私はこのときまで、ソラちゃんを遊園地に連れて行ったのはスンハ?、
と思っていて、ソラちゃんがてっきりスンハに言いくるめられてるとか、
それじゃなきゃ本当にヨンチョルが遊園地に連れて行った男で、
ソラちゃんが「あの人」と言うのかな?って思っていたので。

こんな子供が、ちゃんとヨンチョルとの約束を守ったとは・・・・・・・。

毎回の謎・・・・・
スンハはテフンの弟じゃないのか?と言う疑問。
今回、その弟が既に死亡している事が判明し、
しかも最後には、スンハの姉らしき人が登場。
一体スンハの正体は誰???と言う感じですね。

でも、お姉さんが「手を貸して」と言った時に、
ちょっと戸惑ったような表情をしたスンハの顔がちょっと気になります。

スンハの表情と言えば、
「何があっても彼女は俺が守ります」と言うオスを、
凄い目つきで見ていたのが印象的でした。

この時の2人の間には、
ヘインをめぐっての、
お互い譲れない個人的な思いがあったように感じました。

さて次回は、
”月”のタロットカードがソン・ジュンピョとオスに送られてきたと言う事は、
また誰かが死ぬ予告なのでしょうか?
そして何時スンハの正体が明らかになるのでしょうか?
と言うのが気になりますね。

おまけ
韓国版と日本版の主な役名
オ・スンハ(チュ・ジフン)⇔成瀬領(大野智)
カン・オス(オム・テウン)⇔芹沢直人(生田斗真)
パン・チーム長(チュ・ジンモ)⇔中西課長(三宅裕司)

ナ・ソクジン⇔葛西均(田中圭)
キム・スンギ⇔宗田充(忍成修吾)
ユン・デシク⇔石本陽介(脇知弘)
キム・ヨンチョル⇔山野圭太(清水優)

他の回の感想

#1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10

  #11 #12 #13 #14 #15 #16 #17 #18 #19 #20



[Blogランキング]良かったらクリックしてくださいね

 人気Blogランキング 


TREview


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

「魔王」オリジナル・サウンドトラック(DVD付)
TVサントラ
ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。