地域を変えるデザイン――コミュニティが元気になる30のアイデア
http://book.akahoshitakuya.com/b/4862761283
デザインを起こすきっかけとなる、各種データ
コミュニティデザイン実践例30が掲載。
コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる が理論的なポイントを網羅しているので、セットで読むのをお勧めします。
以下、まとめ
■筆者の考えるデザインとは
・問題の本質を一挙に捉え、そこに調和と秩序をもたらす行為
・美と共感で多くの人に訴え、行動を喚起し、社会に幸せなムーブメントを起こす行為
■地域におけるデザイン思考
・地域が抱える社会課題の本質を心・身体・頭で直観的・身体的にとらえる行為
・多種多様なステイクホルダーがともに持続可能な美しい未来の姿を思い描き、地域に眠る資源を活用した新しい仕組みや経験(コト)を創出する行為
■デザイン思考のための5つの技術
(1)共感する技術-他人事を自分事にする
・デスクリサーチ
・フィールドリサーチ
・ヒューマンリサーチ
(2)発見する技術-違和感を言語化し、課題解決の糸口を集める
(3)拡散する技術-数を出して質を高める
(4)統合する技術-混ぜて、つなげて、化学反応を起こす
(5)表現する-具体化、改良を繰り返す
■デザインコミュニティを生み出すための方法
(1)既存のコミュニティに働きかけて、その地域における課題に取り組むようにすること
(2)既存のテーマコミュニティに集まってもらって特定の地域における課題に取り組むような仕組みを作ること
(3)特定の課題を解決するようなテーマコミュニティを新たに生み出すこと
■デザイン行政実現のための、行政職員5つの心得
(1)デザイン思考を知ろう
(2)問題を思い切ってさらけ出してみよう
(3)伝わるコミュニケーションを取り入れてみよう
(4)新しい発想があふれ出す創造的な雰囲気を作ろう
(5)いろいろなコミュニティ(つながり)を見つけ、その気にさせよう!
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