ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

プライド 栄光への絆

2005-12-31 | 映画 は行
6点 (10点満点で採点してます。6点が合格ラインです。)

『コーチ・カーター』がかなり良かったので、同じく実話が元になっている
この作品にも期待したのですが・・・

う~ん・・・まーまーかなぁ。
いえいえ、決して悪くはないんですけどね。
スポ根好きだし。

物足りないと思わせる最大の原因は”人”に対する描き込みが足りないって
事ですね。
状況描写がメインになりすぎていて、物語の中心にいるコーチと選手の
人物像が見えて来なかったです。
むしろ、感情を露にする町の人達の方が分かり易いし・・・
結果としてコーチ・選手に感情移入出来ず沸騰するほど熱くはなれません
でした。
まぁ、チームとチームを取り巻く状況や、どーいった環境の中にいるのかは
十分過ぎるくらいに伝わりましたけど。

ゲームのシーンは迫力もリアリティもありました。
ハンディを多用してピッチレベルの目線で観る側にあたかもチームに
参加してるよーな感覚を与えるカメラワークも良かったです。
が、ちょっと細切れにしすぎましたね。
アメフトの迫力を伝えたいってのは分かるけど・・・
ここまで細切れだと緊張感が削がれちゃうんですよね。
だったら本物のスーパー・プレイのダイジェストで良いって気が・・・
もう少し”今”の状況を観る側に分からせて、緊張感を味あわせて欲しかった
気がします。
て、上で「状況描写がメインになりすぎ」なんて書いてるくせに・・・
ま、”ゲーム・シーンでは”って事です。

え~、主演のビリー・ボブ・ソーントンが熱血コーチを好演してましたが、
ワタクシは演技よりも別の事が気になって・・・
何か・・・サム・ニールと似てるなぁ~なんて。
「どっちがどっちだ!?」みたいな・・・
いやいや、並べたら全然似てないってのは分かってるんですけどね。
他の映画では思った事なかったし。
ま、人物描写が甘かったから、せっかく熱の入った演技をしてもこんな関係ない
事を考えちゃったりするんですよ。(超責任転嫁)

う~ん・・・個人的には、コーチや選手達の人間性にまでツッコンだ
『コーチ・カーター』『僕はラジオ』の方が圧倒的に好きです。


プライド 栄光への絆@映画生活


2 コメント

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こんばんは (映画三昧)
2006-01-15 03:37:39
一昨年末にチョコッと全米公開され、一部評論家の絶賛を受けてアカデミー賞レース狙いのヒットに期待したけど、結局ノミネートされず、ヒットさせる機会もないまま終わってしまった映画、ってとこでしょうか(笑)。
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こんばんは♪ (Aki.)
2006-01-15 03:54:53
コメント有難う御座います♪

ふおぉっ!?

そんな背景が\(◎o◎)/

何か扱い的にかなり微妙だったんですね。

そんなに駄目な作品じゃないとは思うんですけど、何か悲しい末路を辿って・・・w

しっかし、さすがに映画三昧さまはお詳しい!



ではでは、これからもよろしくお願いしますm(__)m
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