本日は2011年大晦日。昨日の大河ドラマ「江」の歴史捜査:総括前編に引き続いて総括後編で今年の大河ドラマ・シリーズを締めくくろうと思います。
大河ドラマ「江」には「歴史の捏造」という批判が起きました。確かに江の兄弟の万福丸の存在を消してしまったのは正真正銘の「歴史の捏造」といえます。そう断言できるのは万福丸が確かに存在し、処刑されたことが信憑性ある史料『信長公記』に書かれているからです。このよ . . . 本文を読む
今朝NHKで今年の大河ドラマ「江」の総集編を放送していましたので、私も46回に渡る放送に合わせて書き連ねてきたレポートのまとめを行いたいと思います。
そもそもこのようなレポートを書き連ねる気になったのは江戸時代に書かれた軍記物の捏造した話が通説として大河ドラマでまき散らされてきたことへの危機感からでした。
1回:本能寺の変の通説:今年も「江」で登場 2011.1.15
1回:兄 . . . 本文を読む
『本能寺の変 四二七年目の真実』著者のブログです。通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。
このページはブログの4章続きの目次です
ブログは作成順に配列されますので、基本的に読んでいただきたい順番とは逆の順になってしまいます。そこで、大河ドラマ「江」の放送順に読んでいただけるように大河ドラマ「江」の歴史捜査シリーズを配列しました。
1回:本能寺の変の通説:今年も「 . . . 本文を読む
先週の大河ドラマ「江」は最終回でしたが、大急ぎで歴史の出来事を流した感じで終わりました。徳川家康が死んだのが1616年。江が死んだのが1626年。江の53年の人生の最後の10年間を1回の放送で終わらせてしまったわけですが、その10年こそ秀忠と江が徳川幕府の礎を築いた重要な時期であり、江の活躍が大いにありえたのではないかという気がしたのですが。
私個人としては信長・秀吉の海外侵略政策を家康が善隣 . . . 本文を読む